2009年8月アーカイブ

こんにちは、今日は永登浦(ヨンドンポ)市場を紹介します!

ところで、南大門市場、それに明洞、確かに訪れやすい場所です。

でも、これらの場所は日本語があちこちで飛び交い、そして、韓国人の

店員さんからも日本語攻めの案内。そうして、ふっとわれにかえると

「 ここはどこ? 私、確か韓国に来たはずなのに……  」

はい、みなさん、、ソウル訪問第1回目はこれらの場所もいいかも

しれないけど、できれば、もっとディープな韓国も楽しんでください!

ってことで、改めて永登浦(ヨンドンポ)市場を紹介します!

 

map_yeongdungpo.gif
韓国旅行「コネスト」 より


さて、上の地図から永登浦市場の説明に入ります。
まず、地図左より中央に「永登浦市場」とありますが、
案内人の意見としては、地下鉄五号線「永登浦市場駅」から、
地下鉄一号線(KORAL・国鉄でもある)「永登浦駅」で
はさまれた地域全部を「永登浦市場」と呼んでかまわないです。
つまり、永登浦市場とは、2つの駅ではさまれた、とんでもなく
でっくて面白い市場だと思ってください。
そして、そのエリアに日本人が足を踏み入れたら……
はい、拍子抜けするぐらい誰もかまってくれません。みんな知らん顔です。
それぐらい、ここはソウル市民の食品や日用雑貨等を一手に
扱っている場所で、間違いなく観光地なんかじゃないんです。
では、前置きはこれぐらいにして、そろそろ永登浦市場の旅へレッツゴー!




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五号線、永登浦駅からの市場入り口と周辺です。
はい、小汚いですね。でも、ここには間違いなく韓国人の等身大の
生活や営みがあります。




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アーケードのある市場に入るまでは、上の写真のように、
卸売りっぽい店舗が軒を連ねています。
ちなみに、上の写真はとうがらし屋さんで、袋に入っているのは
ミルする前のとうがらしの原型。




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はい、毎度おなじみの豚の頭に胴体ですね。
このへんは韓国のどこの市場にいってもよく見る光景です。




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茹で上がったチョッパル(豚足)やスンデ。これもよくある光景。



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これらは鶏足(にわとりのあし)。 なんか、トッポギみたいに真っ赤なソースで
炒めた料理を見たことがありますが、残念ながら案内人、食べたことがありません。
実は案内人、異国でのチャレンジャーな食べ物にけっこう根性なしです。





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魚屋さんに、活け手長ダコ(ナクチ)。 よく、生きたままのタコの刺身を食べているのを
テレビなんかで見たことがありませんか? それに使われるのがこれ。
まあ、新鮮な魚介類に関しては、永登浦市場より、ここから一号線で3つほど行った
鷺梁津水産市場(リャンジンスサンシジャン・노량진수산시장)が断然いいです。
( 近いうちに特集します )




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漢方薬に豆類。  一般的な品揃えですね。



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永登浦市場では、写真のようにアーケード中央に屋台がデンと構えています。
これも、ある意味典型的な韓国での市場の光景。



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そして、屋台の一角でアジュマ(おばさん)が調理準備している様子と、いつもの豚頭。
何度も言います。これが等身大の韓国です。





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そして、このことは紹介したくなかったのですが、やはり正直に報告しておきます。

だって、この記事を見て永登浦市場に行った人が腰を抜かすかもしれないから。

はい、永登浦市場、アーケード通りのちょうど真ん中付近に、犬肉を売っている店が

あります。ほぼ原型です。頭はまとめてカゴに盛ってあります。ですから、この場所だけは

ダッシュで走り抜けることをお勧めします。実は案内人、何も知らずに偶然その場所に

遭遇し、ヒザががくがくになりました。話には聞いていましたが、実際見るとやはりかなり

ショックでした。

 

 

 

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さて、気を取り直して、伝統的な韓服(ハンボッ)店。
でも、このあたりは案内人の専門外なので、はい、次!





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ここにもありますね。スンデック屋さんが。(左写真右箸の赤字ハングル)

それから、他の路地の入り口付近です( 迷宮の入り口 ・ うそ! )。

 

 

さて、今回の永登浦市場の紹介はどうでしたか?

永登浦市場はとっても広い場所なので、本当はこんなに簡単に紹介できないぐらい、

ディープで趣きのある場所です。ぜひ、いちど行ってみてください。

それと、人によってはここが危ない場所だと言いますが、普通に観光地として

紹介されている梨泰院の不良外人のいるクラブやバーよりずっと安全です。

また、現在、ソウルではあちらこちらで再開発が進められており、そのせいで、

ソウル市内全域で駅前にある雰囲気のある古い市場が急速に失われつつあります。

そんな中、ここ、永登浦市場はどうも開発計画にかかっていないようで、今後も等身大の

韓国を知る貴重な場所として当分の間は安泰だと思われます。


 


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みなさん、こんにちは。

今日は、このサイトの趣向と少し違う記事の内容で申しわけありませんが、

ここにメインサイトである[ あじさい文庫株式会社 ]で取り扱っている作品、

シリーズ[ サルサ ソウル発 ]のことを記載してくれたみなさまの記事を、

お礼を兼ねて紹介させていただきます。

[ ただし、順位は記事j記載日順にしました。 また、弊社が検索エンジンで

確認できたものに限らせていただきます。 この2つのことをふまえて、

記載していただいたみなさまに失礼のないように考慮させていただき

ましたので、どうか、ご了承していただければありがたいです ]

 

 

 

◇◇ 掲載記事 ◇◇



せっかくのお休みだったのに…いつも笑っていられたらいいのになぁ。。。

おそらく、シリーズ[サルサ ソウル発]の初コメントだと思われます

どうもありがとうございました。

 


All About my Salsa [東京/大阪サルサ情報]

【サルサ小説】~サルサ・ソウル発

素敵な紹介がうれしかったです。しかも、写真付きで。

どうもありがとうございました。

 

 

◆サルサ?ソウル?スキ?

この時はホームページを立ち上げた直後でしたが、

いち早くトップページの紹介をしていただいて

うれしかったです。

どうもありがとうございました。

 

 

ハハ・ツマ・ときどきサルセーラ
踊るママさんライターchiroのスイッチな毎日。

濃密なのに、それでいて繊細なコメントが印象的でした。

どうもありがとうございました。

 

 

 

 

以上、数はたいして多くはありませんが、それでも、

あじさい文庫のスタッフ及び、関係者、そして、著者である

山本八景以外の誰かがネットを通じて[ サルサソウル発 ]の

ことを話題にしてくれたことを深く感謝します。

どうか、これからもご支援をよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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今日は、都羅山( 京義線 終点駅?)の紹介をします。

 

IMG_2184.jpg

 

現役の韓国軍兵士による改札業務です。


 

まず、少し長くなりますが都羅山駅と京義線の説明を。

京義線は、かつてはソウル(当時京城)から新義州までを結び、
さらにその先中国 を経てヨーロッパまで1つの線路でつながって
いました。
しかし、朝鮮戦争により線路は分断され、韓国側は
汶山駅で止まってしまいました。

そして、2000年、南北首脳会談で合意された南北鉄道連結事業で
鉄道再連結工事が開始され、線路は南北分断以来再びつながる事に
なりました。その後、都羅山駅まで定期列車の運行が再開され、
さらに2007年5月には試験運行しながら、朝鮮戦争以後、50年近く
列車運行が中断された京義線に南北間を列車が横断しました。そして現在、
都羅山駅へは身分証さえあればだれでも自由に行けるようになりました。
(通常、民間人統制線以北へは特別な許可、もしくは外国人向けツアーでない限り入れない)

 

次に、DMZと都羅山駅のある民間人統制区域内の説明を。

DMZとは、The Demilitarized Zone(非武装地帯)のことで、韓国と
北朝鮮が戦った朝鮮戦争(1950年6月25日~1953年7月27日)の
休戦に伴って設定された緩衝地帯のことです。
エリアをわかりやすく
説明すると、北緯38度線を中心に引かれた軍事境界線から、
南北にそれぞれ約2㎞ずつの地域を指します。

そして、民間人統制区域内とは非武装中立地帯に沿って南側に設定されて
いる一般住民の立ち入りを規制する区域です。
また、民間人統制区域と一般区域との境界に、民間人統制線
(みんかんじんとうせいせん、민간인통제선、CCL:Civilian Control Line)
があり、民間人統制線は、有刺鉄線を張り巡らせたりして一般の交通を物理
的に規制しており、決められた検問所以外からの出入りは禁止されている。

このためこの事情を良く知らない観光客は、民間人統制線の鉄条網を見た
ときに、非武装中立地帯との境目や軍事境界線自体と間違えることが多い。
そのため目の前の鉄条網を越えたら、すぐに北側地域と誤認識することが
しばしばありますが、共同警備区域などの特殊地域、南北が直接面している
河川や海上、一部開放されつつある鉄道、道路などを除いた、通常の軍事
境界線付近は、非武装中立地帯と民間人統制区域の二重の緩衝地帯によって、
肉眼で見えないばかりか近づくこともできません。


そしてこの区域は、韓国側が自主的に設けている地域であり、非武装中立
地帯の外側であるため韓国陸軍部隊が駐屯している。また、この区域には
地雷は存在せず、朝鮮戦争休戦前から土地を所有している理由で居住して
いる住民もいます。また、1980年代から主に退役軍人らが開墾を始めて
入植した屯田兵のような場所もあり、統制線を越えて統制区域に入る場合、
多くは限られたルートのみであり入域には検問所での手続きが必要ですが、
区域内に居住している住民・軍人などの関係者以外は、厳格に指定された
観光用ルートのみ、事前手続きを持って入域できます。

 

 

はい、長々と難しい説明が続いて、すごくつまんないですね。

でも、今は適当に流し読みして、もし先でよくわからなくなったら

上の説明をもういちど読んでみてください。

それぐらい、都羅山って何?って感じでよくわからないかも

しれませんから。 では、いよいよ都羅山の旅へ!

( この記事は2007年11月のもので、2009年時点で変更事項あり )

 

IMG_2157.jpg

 

少し画像が悪いですが、上の2枚が都羅山行きの往復切符です。
(都羅山へ行く場合、往復切符の購入が必要)

都羅山へ行く列車は、ソウル発10時10分、11時10分、12時10分の3本
でも、臨津江で手続きが必要なため、ソウル発9時10分 (これは臨津江行き)、
10時10分、11時10分のどれかの列車に乗車して臨津江まで乗車し、
いったん下車して1時間後の列車で都羅山へ向かうことになります。

( この辺が非常にややこしい。つまり、臨津江で都羅山行きの手続きの
ために下車する必要があるので、ソウル駅から1時間前の電車に乗って
臨津江駅で手続き・そして約1時間待機をしなければならないのです )

 

IMG_2158.jpgIMG_2182.jpg

 

さて、上の切符にも小さく書いてありますが、3本の都羅山行きのうち、
運が良ければ、上の写真のセマウル号にあたります。

セマウル号は、ソウル―釜山間などを、KTX(韓国版新幹線)が開通する
前に使用されていた車両です。

当時はKTXより約2時間長く、ソウル―釜山間を約5時間半で運行して
いましたが、現在のKTXより座席が広くとられていたため乗車環境の
評判はすごくよかったらしいです。

今回、案内人はたまたまセマウル号に乗れてラッキーでした。

IMG_2198.jpg
セマウル号の車内です。


IMG_2161.jpgIMG_2159.jpg

さて、とりあえず臨津江駅につきました。
ここで、さっそく都羅山行きの手続きのため、左の受付窓口で
行き、帰りの往復切符、そして旅行者はパスポートの3つを提示
して手続きをします。
そして、ここで同時にDMZ行きのバスツアー(確か、11200W)
申し込みができますが、今回は案内人、都羅山駅だけを見たかった
ので
受付のおばさんにチェックだけ頼むと、
「都羅山駅なんて、
なんにもないよ! 」と、ちょっと怒った口調で言われました。


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ここで観光証を手渡されます。これは都羅山駅を出るときに
返却しますが、その時案内人が係員に手渡そうとすると、

「あっ、 」って感じで完全に忘れていたぐらいの感じでした。

ほんと、こういうところはすごくテキトーな人たちです。

IMG_2168.jpg

もう1枚テキトーな写真を。臨津江駅の男子トイレの様子ですが、
子供用に踏み台が… 確かに、合理的と言えば合理的ですが…



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彼らも現役の韓国軍兵士です。
右は待合室のメッセージボード。内容は割愛しますが、
思いが伝わってくるものばかりでした。



さて、臨津江駅を出発して、いよいよ都羅山に向かいます。

乗車時間はひと駅なので5分ぐらい。
それで、下の写真は走行中のセマウル号から撮ったもの
なのであまりよく撮れていませんが我慢してください。

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朝鮮戦争時に、北朝鮮側から攻路を絶つために
韓国軍が自ら爆破した
架橋跡です。
それで、案内人の個人的な意見としては、都羅山行きで、この架橋跡が
いちばん生々しくて印象的な光景でした。
開発がどんどん進む韓国・ソウル周辺において、貴重な戦争の生き証人
とも言えるかもしれません。



IMG_2178.jpg


いよいよ臨津江です。
美しい旋律で歌われていることで有名な河ですが、
韓国の人はここを越えるのに50年かかったと言います。
それだけ、分断国家としての象徴的な場所です。




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これらも臨津江と爆破された架橋跡です。
なんか、今回の案内人、ここを紹介したいためだけに
この記事を書いている気分になってきました。


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はい、いよいよ都羅山に到着しました。
右の写真はわかりますか?
ソウルまで56km
ピョンヤン(北朝鮮)まで205km
とあります。
IMG_2185.jpg
IMG_2197.jpg




下の写真は、都羅山駅構内と駅周辺の様子です。


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さて、今回の都羅山駅の記事はいかがでしたか?
ここは他の方もよくブログで書かれているので、
案内人の記事もそれほど斬新的ではありませんが、
それでも、ここは案内人が今ほど韓国に慣れていなかった頃に、
けっこう苦労してたどり着いた場所なのでちょっと感慨深いスポットです。

それと、案内人はいつも思っています。
確かに、韓国行きの回を重ねるごとに知識は蓄積され行動範囲は広がり、
現在はものすごく快適です。

でも、海外旅行初心者の頃、自力で動いていたので、行動範囲も後日
考えてみたら笑えるぐらい狭かったのだけれど、その頃の緊張感や失敗談は
あとになってみるととてもいい思い出です。

みなさんも、どうか心に残るような旅行をなさってください!

 

 

 

 

 

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こんにちは。

今日は仁川空港で撮影した日没の写真を

掲載しますが、すみません、つまらない記事で。

 

 

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案内人、こんな感じで仁川空港での日没を

眺めながら旅行を締めくくります。

それで、今回はこんな手抜き記事で恐縮ですが、

次回はちょっと小マシな記事を書きます。

( 予告:京義線最終駅・都羅山の紹介 )

 

 

 

 

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こんにちは、みなさん。

今日はパジュ出版都市[ PAJU BOOK CITY ]の話をします。

それでは、とりあえず下記の説明をどうぞ!


 

施設名 : パジュ出版都市
建築雑誌の中にいるような美しい町並みに、ここが韓国なのかと驚くことでしょう。

ソウル郊外、京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市に位置する、出版関係の企業が

集う計画都市、それが「パジュ出版都市」です。出版社や印刷会社、紙や本の

流通企業などを一箇所に集め、出版事業の効率化を目指すのがその狙い。

1998年の工事開始以来、48万坪の敷地に現在200社以上の企業が進出し、

今なお社屋の建築があちこちで進んでいます。パジュ出版都市の魅力は、

なんといっても自然と調和する建築の美しさにあります。

「人間性を回復するための都市」というテーマのもと、世界中の建築家が

それぞれの社屋を設計。それらは日本の建築雑誌、デザイン雑誌に

たびたび紹介されました。また、自然との共生を重視し、建築計画や街づくりが

なされていることも特徴です。出版都市は工事中の場所も多く、観光客が

多いという訳でもありませんが、自然に囲まれ、建築めぐりをしながら、

のんびりと過ごすには絶好のスポットです。

韓国旅行「コネスト」より


さらにくわしくはこちらを

韓国旅行[コネスト」 パジュ出版都市[ PAJU BOOK CITY ]

 

 

さて、上記が一般的な案内で、ここからが案内人の

現地レポートです。

 

DSCN0159.jpg代表看板です。でも、これ、ひとつ手前のバス亭…

 

 

 

DSCN0161.jpgDSCN0160.jpg

再び代表看板。ハングルでは「パジュ出版都市」と書いてあります。
ところで案内人、この看板を撮影するためだけに、ひとつ手前の
バス亭で降りました。たいへんだった……




DSCN0162.jpg

で、ここで周りを見渡すと、こんな感じで田園風景が……
つまり、周囲には何もありません。




さて、以下は特に説明しません。
それぞれ趣を持った社屋と、町並みの様子です。
はい、今日はレポートというよりライブラリーですね。

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はい、今日はこんな感じでパジュ出版都市[ PAJU BOOK CITY ]を
紹介させていただきました。

それで、ここの感想を簡単に言わせてもらうと、ここは、建築を
勉強している学生さんとか、在韓でけっこう時間を持て余している
外国人、または案内人のようによっぽど物好きな人以外は、
観光先としては避けたほうが無難です。
なぜならば、都心部から少し離れているので不便だし、それで2泊程度
旅行でここに来るのは時間的にちょっと無理があると思うからです。
[ どうしても、という物好きな方はどうぞ! ]

まあ、それでも話のネタとして、取り上げてみました。



 

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今日は、キムチチゲ( キムチ鍋 )の紹介をします。

キムチチゲとは、簡単に言ってしまえば複数の食材を

白菜キムチを入れて煮込んだものです………

 

と、こんな簡単に説明を終わらせてしまうと、みなさん、

おそらく激怒するだろうから真面目にやります。

はい、では、キムチチゲとは、韓国の国民食と言っても

過言ではないぐらいポピュラーな料理で、以前紹介した

「スンデック」を「牛丼」だとすれば、キムチチゲは日本でいえば

「味噌汁」ぐらい必須な料理です。

ただし、日本の味噌汁が味噌だけでも「赤、白、あわせ味噌等」、

ここで複数の選択肢があり、そこからダシは「かつお、いりこ、昆布… 」

そして具は「わかめ、豆腐、うすあげ… 」

きりがないのでこれぐらいにしておきますが、ようするに、日本の伝統食、

「味噌汁」の作り方がどれだけあるのか、と同じぐらい、キムチチゲの

多様性は豊かなものがあり、その辺のくわしい話は検索してみれば

一目瞭然でわかります。ほんと、ものすごく種類が多いですから。

 

前置きが長くなりましたが、ここでは一般的なものを紹介します。

では、下記をどうぞ!

 

ktt01.jpg

広大前で食べた、ごく一般的なキムチチゲです。
写真にあるとおり、キムチチゲにパンチャ(おかず類)、コンギパップ(白ご飯)です。





ktt02.jpgktt03.jpg

上の2枚の写真はキムチチゲのフタをとったものと、その拡大写真。
1人前で 5000W。 韓国で標準的な値段です。



では、ほんと、あちこちのサイトでキムチチゲの紹介はされているので、
ここは簡単に説明させていただきます。

 

 

 

キムチチゲは、白菜キムチを豚バラ肉、長ねぎ、豆腐などで煮込んだ料理で、
キムチを入れて煮込むことからキムチチゲとよばれています。
そして、キムチチゲに使うキムチは、漬けてすぐのものは使わず、
発酵が進んで酸味が出てきたものを使うのが必須です。

 

さて、ここからが案内人のキムチチゲのリコメンド意見です。

キムチチゲは、上記したように発酵してすっぱくなった古いキムチを使うのが

基本中の基本で、また、最近、韓国で流行しているキムチチゲの料理法でもあります。

そこで、もし、みなさんが韓国でキムチチゲを食べて気に入ったら、

機会があればですが、ぜひ、前回行った場所以外の他の場所で

キムチチゲを食べてみてください。

まず、同じ味には出会えないといっていいぐらい味が違いますから。

それぐらい、キムチに限らず、すべての発酵食はその時の条件や時間等、

いろいろな要素がからみあって発酵の度合いが多様化します。

そして、お酒はもちろん、納豆、チーズ、漬物、干物、塩辛……

世の中には発酵をうまく利用した食材は山ほどありますが、

そのなかでも、キムチチゲは、その発酵度合いをうまく利用して、

料理のダシとして利用し、なおかつ加熱して暖かいものをいただく。

これって、まさしく日本の味噌汁に通じるものがあると思いませんか?

( でも、もともとは古くなった白菜キムチを再利用しようという発想らしいですが… )

 

最後になりましたが、案内人のキムチチゲにまつわるエピソードをひとつ。

去年の話ですが、案内人、江南のサルサバー[TURN ]に行った帰り、

ちょっと夜食でも、と思い、キムチチゲ店に行きました。

(言い遅れましたが、キムチチゲは一人鍋で1人前から注文できます)

それで、なにぶん深夜なのでお酒は控えようと思い、料理だけを頼んで、

トゥッペギ(뚝배기)と呼ばれる小さな鍋で来たキムチチゲを食べ始めました。

すると、そこのキムチチゲ、思ったよりとてもおいしくて食が進み、

そこで案内人、半分ぐらい食べた時点で我慢しきれず、けっきょく

ビールを注文してしまいました。

そしてビールを持ってきた時、店のおねえさんが何か韓国語で

「 xxxxxxxxxxxx………  」 と話しかけてきましたが、その時に

限って全然聞き取れず、それで生返事をすると、なんと店のおねえさん、

トゥッぺギに入ったキムチチゲを下げていくではありませんか!

〈 お、これがうわさの暖めなおしか! 〉

韓国の食堂では、チゲやサムゲタンなどのスープ料理を、頼めば食事の

途中で暖めなおしてくれるらしいです。

しかし、案内人は今までにそれを頼んだことがなかったので、今回が初体験か、

と思い、ちょっとわくわくした気分で料理がふたたび来るのを待っていました。

 

で、確かに、キムチチゲはやってきました。もちろん、アツアツの状態で。

でも、それだけではなかったのです。

おどろくことに、なんと、半分ほど食べたはずのキムチチゲが、

なんと、なみなみとトゥッぺギ一杯に、つまり、元の1人前の量に戻って

帰ってきたではありませんか!

ですが、後日、韓国人の知人にその話をしたところ、そんな話はあまり聞いた

ことがないと言っていました。

こんなことが多々あるから、案内人、韓国からはまってなかなか脱け出せません。

 

ktt05.jpg

トゥッぺギに入ったキムチチゲ

( フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より画像をお借りしました  )

 

 

 

 

 

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いったん太陽が傾くと日没は早い。二人のダンスの終わりが近づいてきた。

そして、まるで、それを待っていたかのようにまわりは暗くなり、

少しずつ水銀灯の明かりとバトンタッチしていく。

かすかに残る夕焼けの橙色が、水銀灯からの人造の灯りと微妙にクロスオーバーし、

二人のダンスを静かにやさしく包みこむ。

そうして、ほんの少しだけうっすらと残っていたその橙色の残光は完全に消え去り、

あたりは水銀灯の灯りだけになった。

すると今度は、二人の影がしなやかに地面を舞い始め、

その白と黒のコントラストが、まるで二人の

ダンスの終わりを惜しむかのようにふるまいながら役割を演じていく。

哀愁を感じさせる余韻を存分に醸し出しながら、いつまでも思い残すことなく。

サルサ ソウル発  本文より

 

 

サルサ小説 ・ [ サルサ ソウル発 ]を紹介します。
この小説は
韓国・ソウルのサルサバーで出会った人たちに
まつわる物語で、濃密で切ない人間関係が、まるでダンスでも
するかのように繊細に描かれています。
また、著者・山本八景氏はこのシリーズを通して途上国の時事問題を
終始テーマとして取り上げており、その気難しい題材に、さらに
風刺的メッセージを多く含ませることで問題提起を行っています。
だけど、読者の要求するエンターテイメント性を強く意識した作風
にも仕上げており、その娯楽性の高い要素をバランスよく含む内容

によって、サルサを踊る人たちの読者層に限らず、
年齢や性別等、
広範囲な読者層の方々から支持を受けています。


また、韓国の時事問題や、ソウルのサルサバー事情、
それに、そこに集まる人たちの様子を
できるだけ誇張、わんきょく
しないで忠実に描写することで小説の題材に取り上げています。

より、もっとくわしく情報を知りたい方は下記のリンク先よりお願いします。


小説  [サルサ ソウル発]の紹介サイトはこちらから

小説  [サルサ ソウル発]の無料ダウンロードサービスはこちらから

 

 

 


 

 


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