さて、では、いよいよ日本人観光客の間で一番有名な
全州ビビンバのお店、家族会館 (가족회관=カジョクフェガン)へ。。。
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家族会館はこの建物の2階にあります。
ところで、三つ並んだ看板の一番下に
「ONLY①ONE」とありますね。
これ、ダイソーの100円ショップならぬ、「1000W」ショップです。
ダイソーは、ここ、全州市だけでなく、ソウル市内のあちこちに
ありました。
いちおう、地図を貼っておきます。
http://hachapp.hp.infoseek.co.jp/seoul2002/seoul2002t25.htmさんから、お借りしました。
では、家族会館のビビンバです。
鐘路会館(チョンノフェガン)のビビンバと同じく一人前10000W
ただし、パンチャ(おかず類)は家族会館のほうが勝っているようです。
そして、個々を少し見やすく。
メインのビビンバです。右は混ぜ終わったもの。
また、ここも鐘路会館と同じように、真鍮製の器を高温に熱して
ビビンバをいただきます。
さて、ここで、みなさんがたぶんずっと気になっているだろうと
思うことを説明します。
「全州に石焼(トルソッビビンバ)は無いのか? 」
はい、他店に行けばありますが、この2店にはありません。
(以前はあったようですが…… )
おそらく、この2有名店、かなり良心的な価格設定で食事を提供して
いるため、石焼をやると手間がかかりすぎてコストが合わないのだと
思います。
また、上記写真のようにたくさん出てくるパンチャ(おかず類)も
実は2人前設定。他のお客さんのをチェックしたら、写真分プラス
玉子蒸し(ケランチム)がついていた程度なので、本当はひとりで来る
客はあまりありがたくないのかも……
しかし、店の方は案内人がひとりで入店しても全然いやな顔せず
ちゃんと接客してくださいました。
それで、いよいよ全州ビビンバ有名店2店の「お味」についてですが、
ここで案内人、申しわけありませんが暴言発言をします。
ものすごく楽しみにしていた全州ビビンバ、
「思ったより全然おいしくなかった、 」
はい、すみません。これが本音です。
もちろん、両店共ものすごくていねいに調理されたものを
出していただきましたが、やはりビビンバはビビンバ。
最近は日本の高級焼肉店でも、サイドメニューとして
かなり気合が入ったものを出す店が増えましたので、
全州まで来たからといってそれほど差別化された
良い物をいただけるわけではないと痛感しました。
ただし余談ですが、ビビンバといっしょにきた「豆もやしのスープ」、
(コンナムルクッ)、これはたぶん、昆布か何かで薄く味付けを
しているみたいですが、案内人、ほとんど「豆もやしの味」のスープが
これほど深い味わいを生み出すのかと、韓国で見つけた日本料理的
発想のそれにものすごく感動しました。
また、全州には「コンナムルクッパ」と、もっと豆もやしを前面に
押し出した濃い?料理もあるようで、今回の全州行きでそこまで
たどり着けなかったことを残念にも思っています。
ですが、このことを後日、知り合いの韓国人に話したところ、
「コンナムルクッは鰯のエキスか棒鱈でダシをとるし、
韓国人にとっては単なる庶民料理! 」と、一笑されてしましました。
( やはり、韓国の人に日本の「わびさび文化」を理解してもらうのは
無理なのかもしれません。金閣寺は絶賛しても、銀閣寺を見て
がっがりして帰っていく人たちですから…… )
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