さて、数回に渡って紹介した全州の話題もこれぐらいにして、
そろそろソウルの話題に戻ります。
ところで、今回の訪韓前に友人いわく、
「 ねぇ、カムジャ湯っておいしいの? 」
「 えー、カムジャ湯…… 」
「 なに、どうしたの? カムジャ湯、嫌いなの? 」
「 いや、まあ… 」
「 なによ、はっきりしないわね、 」
実は「カムジャ湯」( じゃがいも鍋 )、聞こえはすごくいいですが、
これ、別名を「豚の背骨鍋」といいまして、韓国ではすごく人気の
ある料理です。
ところが案内人、例えば「鶏手羽先」とか、牛・豚スペアリブ、素材の
食するのにめんどくさい料理がかなり苦手で、できればカムジャ湯も
あまり食べたくない料理に部類します。
(ただし、鯛の潮汁とコリコム湯『牛のテールスープ』はおいしさが
勝つので食べます )
でも、カムジャ湯、前記したように韓国ではすごく人気のある料理ですし、
話題としては掲載する価値のあるものなので掲載することにします。
それで、今日はカムジャ湯( じゃがいも鍋 )の紹介を。
場所は2号線・奉天駅近くの市場の一角。
でも、カムジャ湯のお店はどこにでもあるので念のため。
案内人、奉天駅へは別の用事があって行きました。
まず、お約束のパンチャから。ところで、いちばん右に見えるのは
かまぼこ類(よく屋台で売っているおでん)、つまり練り製品ですが、
なぜかカムジャ湯のパンチャではよく出てきます。
運ばれてきた加熱前のカムジャ湯。
ところで、たぶん、どこでもそうですが、カムジャ湯は料理のサイズを
(大)(中)(小)と人数に応じて選べます。
写真の分は当然(小)で約二人前で13500W也。さて、完食なるか?
加熱したようす。中に見える緑黄野菜はケンニプ(エゴマの葉)。
肉の臭みを消すためです。
また、ケンニプ(エゴマの葉)はコプチャン焼き(韓国風ホルモン焼き)
にもよく使われます。
さて、ここからが今日の証拠写真です。
つまり、カムジャ湯が豚の背骨鍋といわれるゆえんを、
とくとご覧ください。
( 案内人の食べた後のものなど掲載してもうしわけありませんが… )
はい、こんな感じにまとめてみましたが、カムジャ湯のことを
わかってもらえたでしょうか?
ようするに、日本でもみんなで「カニすき」なんかを囲むときは
みんな無言になってひたすらカニの身を殻から引っぱり出して
食べているでしょ。
カムジャ湯もあんな感じでみなさん食されていました。
ちなみに、最後に残ったスープにインスタントラーメンなんかを
入れるのもカムジャ湯流! まあ、そのへんはプデチゲとも
似ていますね。
ところで案内人、とても完食ならずで、もちろんラーメンも
パスしました。ですが、カムジャ湯、もちろん話のタネに
なりますので、みなさんも機会があればいちど試してみてください。
おまけ・店内の様子と全体写真
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