地下鉄5号線「木洞駅」というところに野暮用があって
立ち寄りました。
そこで、用事もそこそこに済まして、朝から何も食べていないこと
に気づき(案内人、旅行中はしょっちゅう)それで、ちょっと遅めの
昼食を取ることにしました。
さて、その時の心境としては、ホント、なんのこだわりもなかったので、
あたりを見渡してすぐ視界に入った大衆食堂へ。
すると、そこ、なんでもやっているみたいで、ちょっと混雑した店内では
焼肉やら定食やらいろいろ食しており、そこそこメニューの充実した店
でした。そこで案内人、なんか、考えるのもめんどくさく
最初に目についた「 カルビ湯 」を。
カルビ湯とパンチャ
そして、これが全体の写真。なかなかおいしかったです。
一人前・6000W也(もちろんコンギパップ付)
ところで、ここでちょっと韓国語の話をしますが、
みなさん、국내산(クンネサンと読みます)って
なんだと思いますか?
実は、今回この食堂でちょっとしたプチトラブルがありました。
そのキーワードがなんです。
では、さっそく本題へ
食事を終えた案内人は、支払のためレジへ。
そして代金を払いながら、その時、店中のあちこちの
メニュー下や横にやたらと국내산(クンネサン)の文字が……
すると、案内人、どうもその言葉が気になってしかたなく、
それでとうとう、レジのおばさんに尋ねてみました。
「 えーっと、そこの국내산(クンネサン)ってなんですか? 」
ところが店のおばさん、どうも虫の居所がかなり悪かったのか、
「 はあ、? 」とだけ反応して、急に機嫌が悪くなりました。
では、以下は案内人の語学力では全部聞き取れませんでしたので、
会話の半分ぐらいを想像でつないだものです。続けます。
「 ですから、국내산(クンネサン)ってなんですか? 」
「 はあ、クンネサンはクンネサンに決まってるだろ、 まったく… 」
「 いえ、そうではなくてクンネサンってなんのことですか?
何の料理の名ですか…… 」
「 おい、何言ってるんだい? お客さん、うちの店にケチつける気かい? 」
「 どうした、どうした、 」
そうやっていると、今度は厨房の奥から中年の男性が出てきて
おばさんに加勢し始めます。当然、案内人は知らない異国で大ピンチ。
「 お客さん、どうかしたの? 」
「 いえ、국내산(クンネサン)ってなにかなと思って… 」
「 だから、さっきから言ってるように국내산(クンネサン)は
국내산(クンネサン)だって、 それを、何か文句でも? 」
「 いや、そういうわけでもなくて…… 」
この時点で案内人、めんどくささから、かなり気が落ちこんでいます。
〈 あー、もう、いいって、 いいかげん外に出たいな… 〉
そんなことを考えていると、突然、中年男性が言いました。
「 ウチで使ってる豚肉はすべて국내산(クンネサン)だよ。
えーっと、お客さんはカルビ湯だからニュージーランドか、 」
〈 カルビ湯? ニュージランド? 〉
ここで案内人、やっとひらめきました。
「 あー、国内産(국내산・クンネサン)! 」
そうです。つまり、クンネサンって、国内産のことだったのです。
それで、これは案内人の想像ですが、店の人は、使っている
料理素材が国内産かどうかを疑われて立腹されていたようです。
そこまでわかった案内人、あとは適当に言い訳して、さっさと店を
でました。( あー、つかれた…… )
[今回の教訓]
中途半端な語学力はトラブルの元
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始めまして、案内人様!毎回楽しく読んでいます!楽しいです!
みるくさま。 案内人です。 コメントどうもありがとうございました。
ただ、新規アップが異常に遅いことをお許しください。
できるだけ努力します。
それでは、今後とも応援よろしくお願いします。