2010年2月アーカイブ

さて、雪はまったく降り止みそうにもないし、ここで案内人、
かなり途方にくれました。
実は束草では、寒くてもいいから
韓国第1の山として人気がある雪岳山(ソラクサン)」にも
行こうと思っていました。だけど、こんなふうに雪雪雪。
だれが山なんかに行こうと思いますか。
しかたがないので、その辺にあったタバン(茶房・喫茶店のこと)に
逃げ込みました。


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韓国のタバンは、出てくるコーヒーは基本・インスタントコーヒー
2000W ぐらいです。
で、これからどうしたものかと思案していると、

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何やら、店の奥に怪しいものを発見。それで、近づいてみると…


CIMG1524.jpg
はい、タバン(茶房・喫茶店)の店内に、魚が干してありました。
まったく、いくら漁師町だからといって、喫茶店内に魚、干すな!
このへんが韓国らしい「ケンチャナヨ」精神ですね。


さて、案内人、外を見ると相変わらず降り注ぐ雪。
そこで、思い切って束草をあきらめて、次の目的地「江凌」へ
移動することにしました。
その時、店内では、小さなブラウン管テレビの中で
KARAが「 Pretty girl 」を歌っていました。


 

 


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ちょっと急ぎますね。
束草 中央市場の風景です。


CIMG1585.jpg

中央市場とあります。

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市場内のようすです。

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さすがに海辺の町。海産物屋さんが多いです。

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右の写真はお腹に吸盤を持っているフグ。案内人、初めて見ました。

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次は干物類。順番に、イカ、鱈、サッパ(多分? )
そして、アカエイ(スティングレィ)

はい、こんな感じで束草の中央市場。
規模もそこそこ大きく、食材も豊か…でしたが、
それほどディープな食材は見当たらなかったです。



おまけ
CIMG1594.jpg
鱈のえら。 塩辛にしたり、チャンジャの材料にします。
( えっ、塩辛とチャンジャが同じって? いえ、微妙に違うんです )




 


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はい、金浦空港での「東方神起」・「ジェジュン」さんの話題も
一段落したので、そろそろ束草・アバイ村の話に戻ります。

と、言っても当日の写真を見てもらえればわかるように、
外は雪、雪、雪。
残念ながらとても歩き回れる状態ではなかったので、
しかたなくアバイ村で食事でも取ることに。
それで、アバイ村の名物(?)は、

①スンデック
②オジンオスンデ(イカ飯みたいなもの)
③冷麺

はい、もうわかりますよね。
また、「スンデック」かよ、って言われそうですが、仕方がないじゃ
ありませんか。だって外は雪雪雪ですよ。
この寒空に、冷麺なんか食べれるわけないじゃありませんか。

ってことで、観光名所(?)にもなっている「アバイ食堂」へ。

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お店の様子です。(看板にはアバイ食堂と、 )

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店内の様子① 訪れた方々のサイン(落書き? )で一杯。

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店内の様子② いたるとこに、やはり落書き(サイン?)が…

 

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これらが、メニューとスンデックです。  6000w(観光地価格)
(今回は最初で最後のスンデックですよ )

それで、お味のほうは、それなりにおいしかったです。
なんといっても暖かい(スープ料理の総称)ですしね。




CIMG1559.jpg

おまけ:ケッペ船着場とアバイ村の中で頻繁に見られる
ドラマ「冬の童話」の記念看板。
このことについて、ホントに多くの方々がブログ等で
「興ざめだ! 」と言っておりますが、まさしく案内人も
そう思いました。

 

 


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ajisaibunko.com①.jpg

こんにちは、みなさん。
今日、このブログに「韓国料理ファン」さんという方から、
ものすごく素敵なコメントをいただいたので、
さっそく、ここで紹介させていただきます。
その前に、今日のトピックの元ネタ記事を下のリンクから。

[金浦空港で見かけた有名人 と、韓国版・おっかけギャル]


では、そろそろ本文に。
上の元ネタ記事を読んでいただければわかりますが、
案内人、金浦空港で見かけた有名人が誰なのか、
知っている人がいたらコメントしてくださいと、お願いしました。
すると、そこがネットの素晴らしいところですね。
今日、「韓国料理ファン」さんからコメントをいただきました。
以下、内容の掲載です。

 

 


初めまして!ヨンドンポ市場の事を知りたく検索していたところ、
たまたまこのブログにたどり着きました。
そしてそしてこの空港の写真を見て・・・思わず奇声を
発してしまいましたよ!!

この写真の美青年はですね、韓国はもちろん日本でも
かなり・かなりの人気スター
「東方神起」というグループの中の一人「ジェジュン」です。

空港で遭遇するなんて・・・。羨ましぃです・・・。

これをきっかけに、一度彼らのパフォーマンスを
見ていただけたらなぁ・・・っと思う次第です。
ほんとに最高ですよ。

ではでは失礼いたしました。

 

 

はい、そういうことでした。
すると時間的に「東方神起」の「ジェジュン」さん、もしかしたら
NHKの紅白歌合戦に出演して、羽田かどこかからの帰りだった
かもしれませんね。また、後から他のメンバーの人たちも
出てきたのかもしれませんね。(そんな雰囲気でしたから… )

しかし、ほんと、こういうコメントはありがたいです。
ブログの話題性としても盛り上がりますから。
ですが、悲しいかな、こんな場合、「無知」って本当に
怖いもの知らずで赤面もの。
つまり、案内人は、人気スターグループ「東方神起」の
ひとりを野次馬で撮影して、それが誰かも知らずに
とっとと自分の旅行を済ませて、日本に帰ってから
ブログで冗談半分に「コメントください、 」と。
あー、ほんとに恥ずかしいです。



さて、真実もわかったことですし、この際ですから、
今回撮影した写真の元画をフリーで公開しますので、
希望される方は下のリンクからダウンロードして下さい。

(上の写真はサイト用に縮小していますから )


2010 .1.1  金浦空港で見かけた「東方神起」の「ジェジュン」さん
( 少しだけ加工してありますが元画サイズです。 約1.1MB )



それでは、今後とも「ソウル! ソウル! ソウル!」を
よろしくお願いします。また、今回のトピックで、少しでも
ここを訪ねてくる方が増えればうれしく思います。

 


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さて、カサも買ったことだし、次は、案内人が束草で
楽しみにしていたもののひとつ、「ケッペ」の話題についてです。


ケッペとアバイ村
束草(ソクチョ)の市街地から内海の対岸のアバイ村へ行くには、
橋がないので内海を大きく迂回しなければならない。でも、「ケッペ」と

呼ばれる渡し舟に乗るとわずか数分でアバイ村へ行かれる。
ケッペは幅4m×長さ7mくらいの艀のような渡し舟でエンジンや
櫓は付いていない。対岸との間100mに繋がれたワイヤーロープに
金具を 引っ掛けて進む仕掛けになっている。船頭さんらしき人は
乗っているが、乗客が棒状の先端が鉤になった金具を
ワイヤーロープに引っ掛けて、船の端から端まで 歩いて行くと、
ちょうど乗客が歩いた分だけ船が前に進んで行く仕組みになっている。
因みに料金は200ウォン(約20円)だった。
アバイ村は北朝鮮出身の人々が暮らす集落で、「アバイ」とは
「年老いた」という意味の方言である。これは北朝鮮から
避難してきた人々にお年寄りが多かっ たことから付けられた
名前だそうである。アバイ村には昔ながらの家々が建ち並んでいる。
このアバイ村とケッペが韓国ドラマ「秋の童話」の舞台になり、
今で はちょっとした観光名所になっている。
http://27.pro.tok2.com/~kilim510/page20/sokucho/sokucho.html
よりお借りしました。


それでは、案内人が大雪にもめげず、
ケッペに乗ってきた様子がこれです。

CIMG1532.jpg
CIMG1533.jpg
ケッペが近づいてきます。

CIMG1535.jpg
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いよいよ、到着です。

CIMG1542.jpgCIMG1538.jpg

船上で船頭さんが引っ張っている様子。( 案内人、手伝っていません)

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船上の様子。

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ケッペは2隻ありますが、海上ですれ違ったときの様子。

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対岸(アバイ村)の料金所 料金は200W

CIMG1580.jpgCIMG1577.jpg
これは帰るときの船上。
左の写真はお客さんが引っ張るのを手伝っていました。
そして、右に写っている坊やが
ナドー!(僕も!)」
叫びながら、船を引っ張りたいと、せがんでいました。
こんなふうに、ちょっとした言葉がわかった時、
案内人、韓国語を勉強してよかったと思います。

 

 

 


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それでは、いよいよ2日目ですが、案内人、朝、目が覚めて
外をみると、
「えー、なんだ、これは!!! 」

CIMG1564.jpgCIMG1551.jpg

はい、一面銀世界でした。
しかも、雪はまるで案内人の今後の行程をあざ笑うように
どんどん降り注いできます。
(ですが、これは今回の地獄の序の口。後日記述します)

とりあえず案内人、近くの雑貨屋でカサを買って、
(韓国ではよくやります。荷物を極力減らしたいから)
そして、失礼だけど、雨(雪)がやんだらすぐに放置。
また、最近はソウル市内に「ダイソー・1000Wショップ」が
増えたので、そこで3000W程度のカサを良く買います。
ですが、さすがに束草にダイソーなどなく、今回は7000Wと、
ちょっと高かったです。

CIMG1605.jpg

(今回は、次の目的地・江凌に向かうバス車内に置いてきました)

 



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さて、それでは、今回、韓国入りして最初の夜の
宿泊先の話です。
と、言っても、案内人、もうすでにくたくた、おまけに
時刻は午後10時すぎ、この時点で、もう、「どこでもいい」モードに
突入していたので、特に宿泊先にこだわりなし。
ですけど、明日は「ケッペ・アボイ村」を予定していたので、
利便性を考慮して、そこに近い中央市場まではなんとか移動しました。

さて、中央市場近くで適当な旅館を見つけたので
さっそく中に入り交渉開始。

「おばちゃん、部屋ある? 」
「あるよ、 」
「いくら? 」
「1万5千ウォン (当日レートで1200円ぐらい)」 
( えっ、安! ここは山谷西成か?  )


しかし案内人、この時点でものすごく心配になりました。
なぜならば、この旅館がちょっと怪しい系だったら嫌だなと
思ったからです。
それでも、いいかげん疲れていたので、もし怪しいオファーが
あっても断ればいいや、と、思って、それで、
もうひとつだけ心配事を確認しました。

「部屋にシャワーある? 」
(この寒空に、屋外共同シャワーなんてまっぴらですから! )

「あるよ、 」

ってことで、無事、交渉成立です。

 


 

 

CIMG1517.jpgCIMG1518.jpgCIMG1519.jpgCIMG1520.jpg



どうです。別に悪くないでしょ。
確かに、それほど広くはないけど、一人寝には
十分だったし、シャワーもちゃんとあったし、
別に変なオファーもなかったし、
とにかく、今回は激安感がありましたね。

ってことで、2010年の韓国1日目はこれで終わり。



おまけ。

CIMG1506.jpg
CIMG1507.jpg

中央市場近くの若者向け繁華街のライトアップ。
(まるで、神戸のルミナリエをプチにした感じですね)



 

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CIMG1499.jpgCIMG1527.jpg

 


はい、上の写真は束草のカニ屋さんと、刺身屋(海鮮料理)さん
ですけど、今日の本題に入る前に、韓国で海鮮料理屋さんの
紹介(利用法)を少し。
韓国では、
海鮮料理屋さんで食事をしようと思ったら大人数で
ないとダメです。
2人でもちょっときついし、ひとりなんてもってのほか。
最低でも3人は必要ですね。
なぜならば、韓国の
海鮮料理屋さんではコース料理を
頼むのが普通で、日本の炉端焼き屋さんみたいに
単品で頼むことは、案内人が知る限り不可能です

それで、料金ですけど、もちろん頼む魚介類によって
違いますが、例えば、生け簀に泳いでいる小ぶりの
ハマチを頼んだとしたら、

約3人前=5万wぐらいで(一人ぶんではありません)
① つきだし(オードブル類)
② 焼き物
③ メインの刺身
④ てんぷら類
⑤ 潮汁(韓国風)類
⑥ ごはんもの
⑦ ちょっとしたデザート

これぐらいの内容がテーブルに並びます。
また、ひとりで食べる簡単な定食(5千wぐらい )などありません。

さて、それでは今日の本題ですが、元旦そうそう、
JALの機内食とバス内での「みかん」だけで
いつまでもうろうろしていた案内人、そろそろ食事でも、と
思って霊琴亭( ヨングムジョン )付近の食堂街で
何か食べるものを、と、さまよっていると、時刻は午後10時ぐらい
でしたが、見事に一人食できそうな食堂は閉店で、
開いているのは刺し身屋さんばっかりでした。
(束草は、ソウル市内のように24時間営業の店は少くない)

ですが、もちろん案内人、刺し身屋さんのシステムを
知っているので、店に入ろうともせずひたすらあたりをうろうろ。
(この時点で、面倒だから、もう旅館で寝ようかと気になっています)
それで、やっと見つけて食べたのが、下のキムチチゲです。


CIMG1510.jpg
CIMG1515.jpg
こんな感じです。


CIMG1514.jpg
CIMG1513.jpg
左のパンチャ(おかず類)は、海辺近くの店らしく、
塩辛類がおいしかったです。
それと、肝心のキムチチゲですが、ここのは、
あのやっかいなチョンニャンコッチュ(清涼とうがらし)が
入っていまいたので、案内人、慎重に取り除きました。
(ちょっと、おおげさ………  )
ですが、味のほうは普通においしかったです。

 

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