はい、それではいよいよ龍仁市です。
高速バスが遅れに遅れて、午前1時30分に到着。
もちろん、初めての場所で土地勘も全然ないので、
当然こんな時間にうろうろする気力もなく、
そのまま目に付いた近くの旅館に。
「おばちゃん、部屋ある? 」
「あるよ、3万5千W! 」
[えー、高いな。時間も遅いし、まけてよ、 」
「あかん、 」
ってことで、屈強なアジュマには案内人のぬるい
値下げ交渉など全然歯が立たず、だからといって
こんな時間にさまようのもイヤなのでそこで宿泊。
ところが部屋は35000Wにしては狭くて汚い。
さて、こんなことで、この先、どうなるかと思いながら、
とりあえず爆睡zzzzz…。
そして、朝は9時ごろにさっさと起きて、いよいよ
龍仁市の探索へ。
ここで案内人、昨日の渋滞疲れを癒すべく、食事も後回しに
して近くで沐浴湯(銭湯)を探しました。
するとすぐにありました。
案内人の経験上、韓国では中規模市場近くには、
必ずといっていいほど沐浴湯があります。
龍仁市中央市場の沐浴湯
ここの入湯料は 6000W(ちょっと高い)
そしてテミル(アカスリ)は 12000W(これもちょっと高い)
だけど、ここしかないので選択の余地もなく中へ。
そして、内容は可もなく不可もなくといったところしょうか。
まあ、じゅうぶんリラックスできました。
以下・案内人とアカスリのおじさんとの会話(韓国語)
「にいさん、韓国人じゃないな。どこから来たの? 」
「あ、わかる? オレ、言葉ヘタだもんな。
ところで、にいさんってオレのほうが年上じゃない? 」
「はははっ、まあ、いいじゃん。ところで、僕、中国人。
ハルビンから来た」
「へぇー、中国の人か。でも韓国語うまいね。どれぐらい
すんでるの? 」
「2年ぐらいかな。ここで女房とふたりで仕事している。
それで、にいさん、広島知ってる? 」
「えっ、うん、知ってるよ。いいところだよ 」
「実は、娘が日本の広島に留学している」
「へぇー、そうなんだ。でも、日本は物価が高くて大変じゃない? 」
「そう、そのとおり。中華料理屋でバイトばっかりしてるから、
勉強する時間がないってこぼしてた…… 」
これは余談ですが、最近の案内人、ソウルに限らず韓国内で、
よく中国の方とお話をする機会が多いです。
それは、食堂であったり、今日みたいに沐浴湯であったり……
韓国政府が、どのくらいの緩和策で中国の方を含む外国人
労働者を受け入れてか、詳細はよく知りませんが、
それでも中国の方たち、日本と比べて韓国内では
ずいぶん存在感を感じさせます。
おまけ:
沐浴湯、脱衣所内の休憩テーブルに置かれて(売られて)いた
ゆでたまご。
写真ではよくわかりませんが、下の木製器に
「3個・1000W 」と値段が書かれていました。
上に見える小袋は塩です。
(風呂上りに滋養強壮ってところでしょうか? )
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