2010年5月アーカイブ

続きです。

「でも、金さん、さっきさんざん食べたし…　」
（案内人、 ちょっとドン引きです。。。　）

すると、金さん、
「おいおい、だれが焼肉するっていったんだよ。
オレはうまいマッコリを飲んでほしいだけさ、
大丈夫。ちゃんとうまいもん用意してあるよ、　」

「他の料理？　なに、それ？　」

「これだよ！　」

「なに、これ？　　カムジャタン？（ジャガイモ鍋）　」
「違う、よく見ろ！　カルビチムだ！　」
「えー、これがうわさのカルビチム！！”！　」

［カルビチム］
牛の骨付きカルビ肉をじっくりと煮込んだ料理がカルビチム。
「チム」というのは少量のスープや汁で蒸し煮にする料理を
総称する言葉。骨付きカルビを、しょうゆ、砂糖をベースとした
調味ダレでコトコトと蒸し煮にして作るのがこのカルビチム。
時間をかけて蒸し煮しているので、肉がとってもやわらかく、
箸でも簡単に骨と肉をはずすことができるくらいなのだ！
韓国料理の中ではかなりご馳走の部類に入る料理で、
宮中料理の一品として王も食していたというもの。
またお祝い事の席にもよく登場し、結婚式などの慶事でも
供されたりも。

と、ありますが、ようするに、「カルビチム」。
これは韓国の家庭料理で、手間がかかるので
あまり扱っているレストランがなく、つまり、
旅行者にとっては少々ハードルの高い料理なのです。


さらにくわしく……

「でも、金さん。ここってビュッへでしょ？　
こんなのメニューに書いてないじゃん、　」
「へへっ、だから言ったろ！　あんたにうまいマッコリを
飲ませたくて家内に頼んだのさ！　裏メニューさ、、　」
「えっ、裏メニュー？　それに奥さんって？？？　」
「おー、紹介するぜ！　おーい、こっちきてメシ食おうぜ！　」

はい、ついに登場しました。金さんと奥さんです。
（またまたプライバシー保護のためぼかしてありますが、
このご夫婦はなかなかの美男美女でした。。。。　　）

（　この時、ＰＭ４：００ さて、この先、どうなることやら……　）

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ところが、なんと……



「えー、金さん、また、ビュッヘ？　オレ、もうお腹いっぱいで無理！　」
「そうだよ、でも、まあまあ、いいから……　」

そんな感じで、金さん、半ば強引に店内へ。
そしてこの店は、少し狭い階段を上がって二階にありました。

そして、さっそく店内でビュッヘメニューの紹介です。



少しくわしく…


こんな感じで、さっき行った金さんの店にあった食材と
同じようなものが用意されていました。
（おそらく、同じ仕入先？　）

ところが、金さんが壁にかかったメニュー表を見ろ、って
言うので、よく見てみると……
「金さん、ここのビュッヘって、もしかして、ひとり６０００Ｗ？　」
「そうだよ」
「え―――っ、安”！ 」
（この日の為替レートで５００円弱・とうとうワンコインを切りました）


「でも、金さん、さっきさんざん食べたし…　」
（案内人、ちょっとドン引きです。。。　）

すると、金さん、
「おいおい、だれが焼肉するっていったんだよ。
オレはうまいマッコリを飲んでほしいだけさ、
大丈夫。ちゃんとうまいもん用意してあるよ、　」

「他の料理？　なに、それ？　」

ってことで、続きは次回へ………

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さて、つづきですが、もう一度前回のラストから…。
（　なんか、しょぼいバラェティ番組みたい…　）



前回でも紹介した金さん。ひとりで食事をしている案内人を
哀れんでくれたのか、何かと気を使ってくれて、あげくのはてに、
案内人と酒盛りまで始めるしまつ。
ところで、ここで金さん、とにかく
①熱い焼肉
②冷たい冷麺
③マッコリ

寒い冬にもかかわらず、この3点の組み合わせの
すばらしさを力説します。
そして、おもむろに携帯電話を取り出すと、なにやら
知り合いとかなり長い時間話していました。
（案内人、あまり聞き取れず）
その後、金さんがやたらと、
「チング（友だち）が、　」とか「マッコリが、　」とかの
言葉を連発して、何やらお誘いモードです。
そして、その時の案内人の心境はとしては、
〈これからソウルに戻っても特に予定があるわけでもないし…　〉
って、ことで、金さんのお誘いにのることにしました。
（ようするに、二次会のお誘いってことでしょうね。多分…　　）

「でも、金さん、今、仕事中じゃないの？　」って聞いたら、
「ケンチャナヨ（大丈夫）！」だって。
まあ、韓国人そのままの返事でした。

じゃ、そろそろ計算して、って言ったら、なんか急に「おごり・無料」とか
言い出したので、「それはダメ！　」ってことでちゃんと支払いました。

ビュッヘ　　　　７５００Ｗ（１人分）
ビール　　　　　９０００Ｗ（３０００Ｗ×３　）
計　　　　　　　１６５００Ｗ
それで、この時の時刻は　　　ＰＭ　４：００ （約2時間の食事）

さて、そうやって意気投合した金さんと案内人、
さっそく店を出て次の場所へ向かいます。

それで、次の場所がここ。


ところが、なんと……

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