読み流してください。
無視してください。
この暑いなか、1月の大雪の話題を取り上げるなんて。
でも、ここ、案内人の備忘禄ですから…
それでは、龍仁市の熱い夜を過ごした案内人、
8時前ぐらいでしょうか、目を覚まして表を見たとたん、
「やられた!!!! 」
はい、外は雪景色で真っ白。
どうも、一晩中雪が降り続いたみたいです。
「こんなんで、ソウルまで行けるかな… 」
一抹の不安を覚えながら、適当に身支度を済ました
案内人、部屋を出ていよいよバスターミナルへ。。。
そして、エレベーターを待っていると、扉が開き、
なんとそこには、またまた、金さんが!!!
「えっ、金さん、どうしたの? 」
「お、もう起きてるみたいだな。いや、いっしょに朝メシでも
と思ってさ、 」
「ちょ、ちょっと金さん、外、見ただろう。
雪で真っ白じゃん。ホントに申しわけないけど、
これじゃソウルまでどれだけかかるかわかんないから、
オレ、朝ごはんは遠慮する。それに金さん、今日から
仕事始めだろ。今日は忙しいのに… 」
「そうかい… それじゃ、仕方ないな。じゃ、バス亭まで… 」
と、ちょっとご機嫌ナナメの金さんでしたが、
申し訳ないけどバス亭で別れました。
「じゃ、金さん、オレ、ぜったい龍仁市にまた来るから、
奥さんにもよろしく! 」
「おう、絶対だぜ。じゃ、この傘持ってけよ。 」
「ううん、いいよ。 ソウルに着いたら買うから。
それじゃ、元気で… 」
こんな感じで、すごく名残惜しく金さんと別れたのですが、
実は、その時点で、バス亭には通勤の人たちがあふれかえって
いるし、道路は大渋滞でバスなんていっこうに来そうにもありません。
案内人、ここで金さんに一緒に待ってもらってもしかたがないので、
バスがくるまでに帰っていただきました。
そして、約30分後、
やっと一台のバスが来ました。
ですが、行き先はなんと水原(スオン)。
ここで案内人、ほんの一瞬悩みましたが、
「まてよ、ここから水原まで普通で一時間ぐらいか。
それなら、この渋滞で倍の2時間かかったとしても、
そこからKORAL(韓国の国鉄)に乗れば、一時間で
ソウル入りできる。 うん、いいかも… 」
はい、結論から言うと大失敗です。
その日、もし、仮に龍仁市からソウル行きの高速バスに
乗ったとして、それがどれくらいかかったかは
神のみぞ知ることですが、案内人、龍仁市から
水原まで、路線バスで6時間かかりました。(普段の6倍)
でも、道中、ホント笑えましたよ。
バス亭なんかあってないようなもので、みんな途中で
シビレを切らして降りる、乗ってくる、降りるの繰り返し
(トイレのこともあるし… )
でも、ちょっと考えたらわかることですが、
みなさん、トイレの用足し以外で降りたところで、
いったい何の解決になるのでしょうか?
はい、みなさん、とりあえず、歩くんですね。
そして、疲れたら、またテキトーにいっこうに
進まないバスに乗って、そしてまた降りる。
(この時、外は雪が深々と降っています。)
と、こんな調子で、案内人も途中何度も降りて、
トイレの用を足したり、軽食ですが食事を取ったり。
その中で、一番笑えたのは、案内人がコンビニで
カップラーメンを食べてまた道路にもどると、
多分200m先ぐらいに、案内人が降りたバスが
まだいました。(食事時間 約30分)
で、そんなこんなで約6時間かかっていよいよ水原へ。
ソウル市内の雪による交通マヒ状態です。
つまり、ガラガラ。
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