日本で最強のスンデック記事( Firefoxの方向け 更新情報 )

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こんにちは。
それでさっそくですが、
今回の記事は、もし、ここに来られている方が
ブラウザーをInternet Explorer を使っていたら
読み飛ばしてください。
下の記事の再掲載ですから。

日本で最強のスンデック記事( 情報 )

 

ですが、もし。来られている方が、Firefox だとしたら、
上記リンク先記事がちゃんと表示されていないおそれが
ありますので、同内容をここで再掲させていただきました。
では、よろしくお願いします。

 

 

お待たせしました! ( 誰も待ってない! )

自称、日本で最強のスンデック記事の特集をやります。

その前に、スンデの基本情報はこちら ⇒ 『 スンデ 』

はい、上のリンク説明を読んで引いてしまった人!

そんなこと言わないで最後までお付き合いください。

前にも言いましたけど、スンデックって韓国では

吉野家の牛丼かっ、って言いたくなるぐらい、

昼食で食されているんですよ! ホント、まじです。

もちろん、かわいいソウルっ子ギャルだってばんばん

食べますから。ためしに、もし韓国でギャルを昼食に

誘う機会があったら、サムゲタンなんかよりスンデックを

食べに行こう! と、言ってみてください。 たぶん、

意外性があってスンデックの方が高確率だと思いますよ。

スンデック、モグロ カジャ! で OK です  

( 案内人はおじさんだから、そういうことは卒業ですが… )

ただし、熱いスープ料理ですから、やはり韓国では北方のソウル

近郊でよく好まれます。ですから、南方に位置するプサンや

済州道にもあることはありますが、ソウル方面に比べると

若干店の数も減るような気がします。

 

それでは、いよいよスンデックの特集に入ります。

 

[ スンデック 基本情報  ]

スンデックとは、スンデ豚の頭肉が入った汁かけご飯(クッパ)です。

そして、スープは豚骨でダシを取ったもの。これが基本中の基本です。

また、店によっては牛や豚の内臓でだしをとったり、内臓肉を入れたり

もしますが、それだとソルロンタン牛の足の骨や臀部の肉、あばら骨、

足の筋肉、内臓肉等、さまざまな肉でダシをとったスープ )の流れが

少し強くなってしまいますので、まあ、もし機会があれば、いろんな店で

食べ比べをしてみるのも楽しいですよ。

 

sundekku10.jpg

上の写真がスンデックの基本セットです。アルミのプレートがアジアの

大衆食堂ぽくっていいですね。

ところで、写真にあるとおり、スンデックに限らず、韓国ではトガニタン、

ソルロンタン、コムタン(テールスープ)等のクッパには、必ずカクテキ

(大根キムチ)がつきます。
もちろん、店によっては白菜キムチも
つきますが、
基本はカクテキです。



sundekku11.jpg
sundekku13.jpg

左の写真は、塩を入れているところ。 スンデックは、
基本はほとんど塩気の味付けを
しておらず、韓国では
出てきたスンデックに各自好みで味付けをします。

塩や胡椒はもちろん、コチュジャン( 唐辛子味噌 )、
また、
好きな人は
キムチの汁を
入れたりして自分の味に仕上げます。

右の写真は、中の具をよく見えるように引き出したもの。
sundekku15.jpgsundekku14.jpg

同じく、左右の写真は具を引き出したもの。 
スンデや、豚の頭肉が入っているのが
わかりますか? 
まあ、そんなにスンデを嫌がらないで!

もういちど言いますが、韓国では、ギャルも好む食材ですから。


sundekku16.jpg

さて、ここからは注意点です。

上の写真はレギュラーセットで出てくる、あの悪名高き

チョンニャンコッチュ( 清涼とうがらし ・ 青唐辛子のこと)
です。

それで、結論から言いますと、これ、絶対に食べないでください

韓国では、現地の人も食べられるかどうか、ぐらい辛いですから。

案内人の感想としては、辛いというより、口の中が痛い

だから、無理して食べても、口が麻痺して何を食べても味が

わからなくなりますよ。( せっかくの旅行で時間の無駄! )

それでも、激辛に自信のある方はどうぞ


sundekku17.jpg

上の写真は韓国の食材では有名なアミ海老の塩辛( セウジョッ )です。

これは、キムチをつけるときに調味料としてかかせません。

また、豚肉を食べる時もこれが一番合うといわれています。
好みで入れて食べます

[ チョンニャンコッチュと違って、ここからは案内人の個人的な意見です。

案内人は、セウジョッ
、を食べると百発百中お腹が痛くなるので、

これは絶対食べません。  モリコギ(豚の頭肉)を頼んだ時も、

韓国人からすれば絶対いっしょに食べないといけないセウジョッを

断って、塩を頼むといつも変な顔をされます。

( 日本だと、豚肉とセウジョッは刺身・醤油・わさび ぐらいの必須? )
それくらい、韓国料理では必須の食材らしいのですが、前記した

とおり、案内人は絶対食べません。( 日本では釣りのえさだし… )

あとは、みなさんの好みと自己責任でどうぞ!               ]


では、続きです。

[ 広大前( ホンデ )・MACONDOの二軒右となりで食べたスンデック ]

BUENA VISTA SALSA CLUBを11時ぐらいに出て、遅くまでやって

いるサルサバー・MACONDOにちょっと寄ろうと思った時に夜食がわりに

立ち寄ったスンデック屋さんです。

場所は、確かMACONDOの二軒右となり。

ここは、案内人が数多く行ったスンデック屋さんの中では、
かなり当たり
でしたね。 普通においしかったです。
サルサバーに近いのも、得した
気分になりました。 
値段はソウルでの平均価格 5000W。


sundekku01.jpg

上が、料理全部の写真( 下が少し切れていてごめんなさい )




sundekku03.jpgsundekku04.jpg

 



左が、時計回りにカクテキ白菜キムチ
( スンデック屋さんではちょっと珍しい。 )

テンジャン
( 辛くない味噌 )・チョンニャンコッチュ生にんにくと、

それほど辛くない青とうがらしセウジョッ

右は、そのうちの4つを拡大した写真。
はい、ここでもありますね。問題の2品が。



sundekku05.jpg

左の金属製の器がコンギパップ( 白ご飯 )。 右がスンデックです。

ところで、韓国では焼肉などの多人数で食べる料理を頼んだ時、

キムチやサンチュなどのパンチャ( おかず類 )はおかわり自由なのに、

コンギパップ( 白ご飯 )だけは頼むときっちりと料金を加算されます。

( 1000W  100円ぐらいですが…  )

それぐらい、日本と同じで「 お米 」に畏敬の念を払っているのだと

思います。 うーん、やはり東アジアですね。

ちなみに、コンギパップのコンギは、上に見える金属製の器のこと。



macondo01.jpg

おまけです。老舗のサルサバー・MACONDOの写真をアップしておきます。


[ 地下鉄二号線 新林駅 スンデタウンに行ってきました ]

地下鉄二号線 新林駅にスンデタウンなるものがあると聞いたので、

昼間の空き時間を利用して行って来ました。


sundekku06.jpgsundekku07.jpg

スンデタウンは、新林駅から歩いて2分ぐらいのところにあります。
それで、営業形式は
4階建てのビルにスンデ料理を扱う食堂が
自然と集まって現在の形式になったそうです。

ちょうど、広島のお好み村みたいなものでしょうか。



sundekku08.jpg

sundekku09.jpg

 


上の写真は店内のようすです。

かなり、盛況な様子でした。

以下、少し辛口で申しわけありませんが、今までの案内人の
経験として、このように
屋台村が形成された場所で、
おいしかったと思った記憶がありません。

なぜならば、普通はこれだけたくさんの業者さんが
集まると
切磋琢磨でレベルが
上がるはずなんですが、それより
消費者( お客さん )がネームバリューだけで
それなりに
集まるものだから、残念ながらたいしてレベルアップしていかない。

( ミナミ、道頓堀のたこやき屋さん  浅草のだんご屋さん
博多、中洲の長浜
ラーメン屋さん… つぶれたって話、
あまり聞きませんよね? だけどレベルは?)


話を戻します。スンデタウン、店舗全部のスンデックを
食べたわけではないので強引な
感想ですが、ここの
スンデック、 ぬるかった、カクテキが古くておいしくなかった、

値段は 6000W 平均より少し高かった。

以上、たぶん、次回行くことはないとおもいます。




[ 永登浦市場で食べたスンデック  ]


えーと、日本でも、うどん屋さんのランクを、


高級店          ( 1000円ぐらいまで )

大衆店          (  500円前後  )

駅の立ち食いそば    (  300円前後  )


ぐらいに分けることができますよね。


それで、ここで紹介するのは永登浦市場で食べたスンデックです。

永登浦市場とは、地下鉄5号線永登浦市場駅と、1号線永登浦駅

の間のエリアで、とんでもなく大きくて楽しい場所です。

( 近いうちに、特集します )

さて、ここ永登浦市場で行ったスンデック屋さんは、
上のうどん屋さん
ランクで言えば
「 大衆店 」らしき場所で、違いは、


値段は4000W

最初からご飯が入っている

おかずが簡単……


ぐらいでしょうか。

sundekku18.jpg

上の写真がそうです。見たところ、例のやっかいな2品もなく、

質素な感じでした。  だけど、味はかなりおいしかったです。


ところで、ここで働いていた女性
店員さん、年は30代半ば

ぐらいでしょうか、市場の大衆食堂には似ても似つかない

ぐらい綺麗な人で( もちろん、エプロン姿ですか… )、

案内人、思わず想像力を働かして話しかけました。


「 ここの若奥さんですか? 」

「 違うわよ。 どうして? 」

「 いや、あんまりきれいな人だから 」

「 はは、韓国語、上手ね。どこから来たの? 」

「 日本です  」

「 日本か、いいね。いちど行ってみたいわ 」

「 じゃ、招待しますから、電話番号を…   」

「 あはは、バボ( あほ、)、( うちの )だんなに殺されるよ! 」


と、日本から来た観光客はあっさりと鼻であしらわれました。

でも、言葉が不自由な分、何を言っても冗談で笑い飛ばしてくれるので、

変に生々しくならないでいいです。

こんなひとコマも、旅行の楽しい思い出です。

( いつも、こんなほのぼのとした会話ばかりではありません。
   じつは、案内人、あまりにもローカルな場所の食堂に入り込み

すぎたため、地元のよっぱらいにからまれて窮地に陥ったことが

何度かあります。でも、まったく懲りてませんけど…      )


[ 京義線 金村駅で食べたスンデック     ]

ソウル郊外、京畿道、坡州(パジュ)市に、出版関係の企業が集う
計画都市、
「パジュ出版都市」
という地域があります。
( また、記事にします )
出版社や印刷会社、紙や本の流通企業などを一箇所に集め、
出版事業の
効率化を目指すのがその狙いで。1998年の
工事開始以来、48万坪の敷地に
現在200社以上の企業が
進出し、今なお社屋の建築があちこちで進んでいます。

「 韓国旅行 コネスト 」より


以前、この「パジュ出版都市」に行ったことがあるのですが、
その時、行きは
バスで
行きました。 ただし、このバス、
そこで働く人たち向けの有料送迎バスだったので、

朝と夕方にしか定期便がない。 
そして案内人、昼前には出版登都市内の見学を

終えてソウル市内に戻りたかったのだが、どうやって
帰ればいいのかわからない。

そこで、バス停で一番近い駅はどこだろうかと、強引に
路線を探して、なんとか
たどりついたのが、ここ、
「 京義線 金村( クンジョン )駅 」です。

そして、京義線は「上り」「下り」共に1時間に1本。 
はい、もう、おわかりですね。

そこにたどりつくまではよかったけれで、そんなに
都合よく電車があるわけがない。

それで、金村駅前に時間つぶしついでに行ったのが下の食堂です。

sundekku19.jpgsundekku20.jpg

店先の写真2枚ですが、特に左の写真が韓国の
あちこちの市場周辺でよく見かける

「 スンデック屋 」の店先です。 
写真は、クンジョン(横書き)、スンデック(縦書き)
と、

両トビラに左右対称で書いてあります。


sundekku1.jpg

ここのスンデックも5000W。  味は、まあ、可もなく不可もなく、

と、言ったところでしょうか。ただし、写真がないのが残念ですが、

この店では、少し大き目の壷に入れてある切っていないカクテキを、

複数人数で来ているお客さんに壷ごと出して、それをお客さんが

食べたいだけ自分ではさみで切って取り分けていました。

それが、ものすごく豪快な光景だったのを覚えています。




[  仁川空港の2つ手前の駅  雲西駅近くで食べたスンデック ]


sundekku.jpg

 

上の写真は
、以前紹介した、仁川空港近くの
「 雲西駅 ](新都市ともいいます)

で食べたスンデック。 値段も5000Wで味もおいしい部類。

ただし、写真を見てわかるでしょうか?

ここで食べたカクテキは、時期がよかっただけかもしれませんが,

漬けてまだ間が
なかったのか、ものすごくみずみずしくて
とんでもなくおいしかったのが印象的でした。



以上、韓国では数え切れないくらいぐらいスンデックを食べましたが、

写真のあるものや、
ちょっと印象に残っているものを取り上げてみました。


そして、最後に案内人のスンデックとの出会いを。


案内人、ソウルでは、古宮や史跡が点在するくせに、
下町風情もどっぷりと
感じられる
鍾路(チョンノ)地区
特に
鐘路3街(チョンノサムガ)が結構好きで、

訪韓時は時間が
許すかぎり行くことにしています。

そして、かなり前のことで当時は知らないことも多かったですが、

その日も鐘路3街周辺を
ぶらぶらとしていました。


と、その時、何屋さんかよくわからない店先で、おばあさんが
豚の頭肉の
煮上がったもの
解体中? でした。
そこで案内人、ここではそれが
食べれるのと思い、
おばさんに話しかけました。


以下、つたない韓国語を想像してください。


「 おばあさん、それ、なに?

「 テジ( 豚 )    」

「 どうやって、食べるの? 」


すると、おばあさん、横に置いてあったひとり土鍋風の器を指差して
「 これ(豚肉)、スンデ、クッ(熱いスープ)、パッ(白ご飯) 」

「 ふーん、じゃ、いくら? 」

「 サンチョン( 3000 )、オーペック( 500 )  」


そこで、案内人

〈 どうもクッパみたいだな。それにしても3500Wは安い!

いったい、どんな料理なんだ? 〉


と、興味本位に店に入りました。すると、そのお店、どうも

スンデックのワンメニュー店みたいで、入ってくる人は
誰も注文
しないし、店の人も注文をとらず無条件で
スンデックを運んでいました。

そして、いよいよ案内人とスンデックの出会い。

来た料理を恐る恐る食べてみると、ひとくち目はちょっと
匂いが気に
なったけど、2、3口食べ進めていくとしだいに
匂いにも慣れて
なんともいえない
おい
しさが…


後日、日本に帰って韓国人の留学生にその話をしたら、

「 それ、スンデック! だけど、まさか鐘路3街で食べたなんて! 」

「 えっ、なんで?  」

「 だってあそこは、おいしいスンデックが集まっている場所だから、 」

と、言われました。 どうも案内人、結構ラッキーだったようです。


さて、ちょっと長い話になってしまいましたが、日本では
あまり知られていない
「 スンデック 」なので、
この機会に特集してみました。

確かにB級グルメに分類される料理ですけど、
韓国ではホントにポピュラー
食事なので、
みなさんも、機会があればぜひ!





mohikan6.png

ちょっと一息… ですね。 ( ラスト オブ モヒカン より )



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このページは、salsaseoulが2011年4月10日 17:37に書いたブログ記事です。

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