2009年11月アーカイブ

以前、ここで上げた話題、韓国 最強のサムギョッサル
覚えているでしょうか?
その時、約束した、「店の詳細」についてですが、申しわけありませんが
結局わからずじまいでした。
( 鐘路三街だったかな思って探してきたのですが… )

そこで、salsa bar Bonita でけっこう世間話をすることができた
現地の男性に、前回のサムギョッサル屋みたいに精肉店が経営
している食堂はないか? と、尋ねたところ、聞いてみるものですね、
ありました。 そこで、さっそく行ってきましたので今日はそのお店を
紹介します。

行きかた:地下鉄1号線清涼里駅⑥番出口(エスカレーター)を出る。
すると、エスカレーターを上がりきって
進行方向を歩くと、すぐ左手に、
下の店舗写真が見える。

 

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店の名前はわかりませんでいたが、左の写真には
「コギ モール(中規模精肉店? )と、あります。

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店の入り口と、店内の様子


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ここで、いちばん肝心なメニューの値段です。
まず、ここのシステムは奥の食事スペースに行くまでに
店舗手前の精肉販売部(とうぜん、いろいろあります)で
食べたい肉を買います。
ちなみに、案内人が買ったのは
豚バラ肉 300g (100g ・ 2000W) 6000W でした。
これは、前回行った店が100g 800W ぐらいだったので、
ここはずいぶん高いなと思いました。( でも、日本円で500円… )
ですが、本来は600g・2人前販売が基本のところを、「ひとりだから
半分にしてくれ、 」と、頼んだら快く承知してくれたのがうれしかったです。

それから、ここのシステムも前の店と同様、写真にある
パンチャ(おかず)類に一人あたり3000Wの料金が必要です。
ですが、写真を見てもわかるように、ここのパンチャ類、ものすごく
充実していました。特に、鉄の器に入っている「水キムチ」が
すごくおいしかったです。

(写真は2人前だと思います。この辺が韓国人のテキトーなところですね)

CIMG0510.jpgCIMG0509.jpg

店内の様子です。このように、店内で写真をバンバン撮って
いると、店員さんは、「何してるの? 」とか、興味深々で
質問してきます。はい、説明しました。
[ 日本に帰ってここを紹介するの! 」
すると、……

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オレの写真も撮れと、リクエストが……
(このお兄ちゃん、手前の大釜でソルロンタンを煮込んでいます)


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で、もともと料金が安いので少しは売り上げに協力しようと思い、
ソルロンタン(5000W)、注文しました!
(ですが、注文しただけ。完食などとても無理で、ご飯だけいただきました)

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全部そろった料理の様子です。こんなの一人では無理ですよね。
これにビール2本で、全部で20000W(1700円ぐらい)でした。


みなさんも、機会があればいちど訪れてみてください。
ただし、最後に大事なことを忘れていました。
ここのお店、営業時間はPM10:00 まで、ですので、
このことも、どうか留意しておいてください。


おまけ:
帰ってネットで調べてみると、ほかにも類似する店があるようです。

それで、機会があれば行ってみるつもりです。(下のリンクが紹介記事)


 ミド精肉食堂  奉天洞元堂(ポンチョンドン・ウォンダン)市


 

 

 

 


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今日はワンポイント韓国語から。

韓国の映画やドラマを見ていたら、
「 ペダル ハジャッ、 」とか「 ペダル ヘ、ジュセヨ、 」
( 出前しよう、 とか、 出前してください の意味 )

って言葉を聞くことがありますけど、案内人、この「ペダル」って
言葉を、ろくに辞書も引かないで勝手に「自転車のペダルこいで… 」
の「ペダル」だと思い込んでいました。

はい、とんでもない大間違いです。
韓国語で 「ペダル」=「配達」と、発音します。

余談はさておき、韓国に人ってとんでもなく出前好きです。
例えば、昼時に東大門市場付近なんかを歩くと、未だに
おばさんが頭にお盆を乗せて食事(定食類)をデリバリー
しているし、それから、公園に設置されたバスケットゴールの下に
食堂の電話番号、 はい、つまり、公園にお弁当の配達なんて楽勝!
また、現在は禁止されていますが、列車に乗っている最中にあらかじめ
携帯電話で食堂に注文を入れて、途中の通過駅でお弁当を受け取る?
こんな風に、とにかく食事の出前が生活に密着しています。

もちろん、日本だって個人経営の中華料理屋さんをはじめ、
お寿司だって、おそばだって、ピザだって、それに最近は
持ち帰りのお弁当屋さんだって頼めば配達してくれます。
ですが、たったひとつだけ、日本には絶対なくて、そして韓国には
ある配達サービスを紹介します。 (下に証拠写真があります)


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はい、もうおわかりですね。
韓国では、なんと、マクドナルドの配達サービスが
あるのです。( 2008年 約1年前よりサービス開始 )

ですが、このデリバリーサービス、追加料金が必要で、
韓国ではすこぶる評判が悪いということも付け加えておきます。

ところで、その他の国では、エジプトやトルコ、台湾、シンガポール、
マレーシア、インドネシア、タイなどでもデリバリーが受けることが
できるそうです。

 

CIMG0630.jpg
[ソウルのとある町にあったマクドナルドの店舗]

 


ほんと、日本では規模にモノを言わしてあちこちにドライブスルーを
作って、まるで蟻地獄(失礼!)のごとく集客して一人勝ちのマクドナルド。
ところが、それも世界のそれと比べたらずいぶん様子が違いますね。
「日本の常識、世界の非常識」と、いったところでしょうか。

 

 

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おまけ: 仁川空港、出発ロビー内にあったマクドナルドの
サービスメニュー
「 ソフトクリーム 400W( 当日レートで約30円 ) 」   安すぎ!


 



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地下鉄5号線「木洞駅」というところに野暮用があって
立ち寄りました。
そこで、用事もそこそこに済まして、朝から何も食べていないこと
に気づき(案内人、旅行中はしょっちゅう)それで、ちょっと遅めの
昼食を取ることにしました。
さて、その時の心境としては、ホント、なんのこだわりもなかったので、
あたりを見渡してすぐ視界に入った大衆食堂へ。
すると、そこ、なんでもやっているみたいで、ちょっと混雑した店内では
焼肉やら定食やらいろいろ食しており、そこそこメニューの充実した店
でした。そこで案内人、なんか、考えるのもめんどくさく
最初に目についた「 カルビ湯 」を。

CIMG0470.jpgCIMG0469.jpg
カルビ湯とパンチャ


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そして、これが全体の写真。なかなかおいしかったです。
一人前・6000W也(もちろんコンギパップ付)

ところで、ここでちょっと韓国語の話をしますが、
みなさん、
국내산(クンネサンと読みます)って
なんだと思いますか?
実は、今回この食堂でちょっとしたプチトラブルがありました。
そのキーワードが
なんです。
では、さっそく本題へ

食事を終えた案内人は、支払のためレジへ。
そして代金を払いながら、その時、店中のあちこちの
メニュー下や横にやたらと
국내산(クンネサン)の文字が……
すると、案内人、どうもその言葉が気になってしかたなく、
それでとうとう、レジのおばさんに尋ねてみました。

「 えーっと、そこの
국내산(クンネサン)ってなんですか? 」
ところが店のおばさん、どうも虫の居所がかなり悪かったのか、
「 はあ、? 」とだけ反応して、急に機嫌が悪くなりました。


では、以下は案内人の語学力では全部聞き取れませんでしたので、
会話の半分ぐらいを想像でつないだものです。続けます。

「 ですから、
국내산(クンネサン)ってなんですか? 」
「 はあ、クンネサンはクンネサンに決まってるだろ、 まったく… 」
「 いえ、そうではなくてクンネサンってなんのことですか? 
何の料理の名ですか…… 」
「 おい、何言ってるんだい? お客さん、うちの店にケチつける気かい? 」
「 どうした、どうした、 」


そうやっていると、今度は厨房の奥から中年の男性が出てきて
おばさんに加勢し始めます。当然、案内人は知らない異国で大ピンチ。

「 お客さん、どうかしたの? 」
「 いえ、
국내산(クンネサン)ってなにかなと思って… 」
「 だから、さっきから言ってるように
국내산(クンネサン)
국내산(クンネサン)だって、 それを、何か文句でも? 」
「 いや、そういうわけでもなくて……   」
この時点で案内人、めんどくささから、かなり気が落ちこんでいます。

〈 あー、もう、いいって、 いいかげん外に出たいな… 〉
そんなことを考えていると、突然、中年男性が言いました。

「 ウチで使ってる豚肉はすべて
국내산(クンネサン)だよ。
えーっと、お客さんはカルビ湯だからニュージーランドか、 」

〈 カルビ湯? ニュージランド?  〉
ここで案内人、やっとひらめきました。

「 あー、国内産
(국내산・クンネサン)!  」

そうです。つまり、クンネサンって、国内産のことだったのです。
それで、これは案内人の想像ですが、店の人は、使っている
料理素材が国内産かどうかを疑われて立腹されていたようです。
そこまでわかった案内人、あとは適当に言い訳して、さっさと店を
でました。( あー、つかれた……  )

[今回の教訓]
中途半端な語学力はトラブルの元

 

 

 

 


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さて、数回に渡って紹介した全州の話題もこれぐらいにして、
そろそろソウルの話題に戻ります。
ところで、今回の訪韓前に友人いわく、
「 ねぇ、カムジャ湯っておいしいの? 」
「 えー、カムジャ湯…… 」
「 なに、どうしたの? カムジャ湯、嫌いなの? 」
「 いや、まあ…  」
「 なによ、はっきりしないわね、 」

実は
「カムジャ湯」( じゃがいも鍋 )、聞こえはすごくいいですが、
これ、別名を「豚の背骨鍋」といいまして、韓国ではすごく人気の

ある料理です。
ところが案内人、例えば「鶏手羽先」とか、牛・豚スペアリブ、素材の
食するのにめんどくさい料理がかなり苦手で、できれば
カムジャ湯
あまり食べたくない料理に部類します。
(ただし、鯛の潮汁とコリコム湯『牛のテールスープ』はおいしさが
勝つので食べます  )


でも、
カムジャ湯、前記したように韓国ではすごく人気のある料理ですし、
話題としては掲載する価値のあるものなので掲載することにします。

それで、今日はカムジャ湯( じゃがいも鍋 )の紹介を。


CIMG0624.jpgCIMG0627.jpg
場所は2号線
・奉天駅近くの市場の一角。
でも、
カムジャ湯のお店はどこにでもあるので念のため。
案内人、奉天駅へは別の用事があって行きました。


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まず、お約束のパンチャから。ところで、いちばん右に見えるのは
かまぼこ類(よく屋台で売っているおでん)、つまり練り製品ですが、
なぜか
カムジャ湯のパンチャではよく出てきます。

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運ばれてきた加熱前の
カムジャ湯。
ところで、たぶん、どこでもそうですが、
カムジャ湯は料理のサイズを
(大)(中)(小)と人数に応じて選べます。
写真の分は当然(小)で約二人前で13500W也。さて、完食なるか?

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加熱したようす。中に見える緑黄野菜は
ケンニプ(エゴマの葉)。
肉の臭みを消すためです。
また、
ケンニプ(エゴマの葉)はコプチャン焼き(韓国風ホルモン焼き)
にもよく使われます。


さて、ここからが今日の証拠写真です。
つまり、
カムジャ湯が豚の背骨鍋といわれるゆえんを、
とくとご覧ください。
( 案内人の食べた後のものなど掲載してもうしわけありませんが… )
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はい、こんな感じにまとめてみましたが、
カムジャ湯のことを
わかってもらえたでしょうか?
ようするに、日本でもみんなで「カニすき」なんかを囲むときは
みんな無言になってひたすらカニの身を殻から引っぱり出して
食べているでしょ。
カムジャ湯もあんな感じでみなさん食されていました。
ちなみに、最後に残ったスープにインスタントラーメンなんかを
入れるのも
カムジャ湯流! まあ、そのへんはプデチゲとも
似ていますね。
ところで案内人、とても完食ならずで、もちろんラーメンも
パスしました。ですが、
カムジャ湯、もちろん話のタネに
なりますので、みなさんも機会があればいちど試してみてください。



おまけ・店内の様子と全体写真

CIMG0608.jpg
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