2010年6月アーカイブ

さて、その⑮まできた龍仁市編、今日で本当に最終回です。
(と、言うか午後2時から飲み始めて、現在午後10時。つまり、

8時間もお酒に浸かっています。もう、いいかげん、眠い… )

て、ことで、羊肉バーベキュ中華料理店を出ると、
金さんが、
「ここに泊まれ! 」と、半ば強引にお金を払ってチェックインして、
案内人の宿泊先をさっさと決めてしまいました。
(もちろん、すぐに金さんに部屋代を渡しましたよ! )

それで、今夜の宿に決定したのが
モーテル・Cameleon(カメレオン)
[龍仁市中央市場内]
모 텔  카멜레온     용인시  ]
( 情報がなかったので、せめてGoogle Mapでも。ハングルですが… )

まあ、龍仁市なんて、こんな情報、誰も必要ないと思いますけど、
一応掲載しておきます。
その理由は、

案内人がこれまで泊まってきた韓国内のモーテルで
かがやくナンバーワンとして評価する宿泊先だからです。

もちろん、建物自体が新しいせいもありますが、
とにかくキレイでモダンな感じでした。
そして料金は40000W。 つまり、他のモーテルと
同等の料金です。 これっておいしいですよね。

実は案内人、韓国内でモーテルを探すときに、
新しくてモダンなつくりのモーテルってなんか料金が
高そうだから結構敬遠していました。
でも、だからといって古くて小汚いモーテルが安いかと
いえば、けっして安くありません。

ですから、今後はわざわざ古いモーテルを選ぶのをやめて、
なるべく新しくてきれいな場所で料金だけでも聞いてみようと
思いました。

それでは、さっそく室内の様子を。

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部屋の様子 その①  高速インナーネット使用可
おまけに、辛ラーメンあり(モーテルで初めて)

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大きめのベッドに(あたりまえか! )、大型地デジスクリーン

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残念ながら、バスタブは無し。
だけど、すごく清潔でした。

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備品の「辛ラーメン」 (でも、なんでこれだけ1個? )


さて、金さん夫妻とはモーテルで別れて、いよいよひとりに
なった案内人。
ここで案内人、貧乏根性を出して、
「さあ、まだ午後10時。ラーメンでも食べて、ひとりで
市場内を俳諧するか! 」と意気込みました。
(中央市場といっても、ここはどちらかと言えば繁華街。
よって、多くの飲み屋さんも深夜遅くまで営業しています)

ところが、 ⇒『 そのまま寝てしまいました 』
(おまけにお湯を入れたラーメンにも手をつけず。 罰当たり行為)

無理もないですよね。なんせ、昼過ぎから8時間ぐらい、
ずっとお酒を飲んでいたわけだから……

でも、こんな感じで、龍仁市のとっても濃くて楽しい一日が終わりました。

 

 

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さて、龍仁市編・「金さん夫妻」もだらだら(失礼!)と12回目まで
来ましたが、これがいよいよ最終回です。

現在時刻  PM 8:30 ぐらい。

ここで金さんに強引に呼び出されて、奥さん、再々登場です。

「 ごめんね、オンニ(奥さん)。僕のせいで。忙しいんじゃないの? 」
「 ほほほっ、まあ、いいわよ。じゃ、行きましょうか? 」
「 でも、またビュッへの店には戻るの? 」
「 うん、戻るわよ。終わるのは、だいたい(午前)二時ぐらいかな」
「 ダメじゃん、金さん。オンニ、めちゃめちゃ忙しい人やんか! 」
「 まあまあまあ…… ( ⇒この人はいつもこの調子)  」

そんなわけで、今日は案内人、おまけの立ち飲み屋をはさんで
第三次会です。

「それで、次、どこ行くの? 」
「そうだな、あっ、ここにしよう! (なんて安易な… ) 」

そんなわけで、奥さんと再々合流してから1,2分も歩かないうちに、
金さん、市場内の中華料理へ。

ここでちょっと説明しますが、まず、案内人、韓国では中華料理屋には
行ったことがないです。ですから、もちろん、かの有名なジャージャー麺
食べたことがないです。
(短期滞在のため、なるべく韓国料理一辺倒でいこうと思うから)
それで、韓国内での中華料理に関してはほとんど知識がありません。
だから、次のことはそれほど確実性はありませんが、案内人の
知るところ、韓国内にも日本と同じようにライト中華店とヘビー中華店?が
あって、ライトのほうは定食屋さん感覚(ただし、韓国内でラーメンはダメ)で
リーズナブル。そして、ヘビー店、これがかなりやっかいで、日本のように
「 ~~飯店 」とかの高級店のことをいうのではなく、ちょっとやっかいな

食材(犬肉、ヘビ系、それに羊肉)の専門店のことになります。

それで、今回連れて行ったもらったのは、「羊肉バーベキュ店」
(ちょっと引きましたけど……  )
羊肉バーベキュは中国東北地方。特に在中朝鮮族が好んで
食べる料理です。ですが、最近は日本でもこの手のレストランが
ぱらぱらとオープンしていることも付け加えておきます。



では、さっそくその様子を!!!

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焼く前の羊肉と香辛料。ただし、数種類が混合してあったので、
かなり複雑な味わい。
(案内人の舌ではチリパウダー、バジル、ガラムマサラ、までは
わかりましたが、まだ、なんか入ってた感じ。まさしく、中華式エスニック )

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さらに、韓国ではお約束ごとのパンチャ(おかず類)。
でも、さすがに中華店。食材も中華式でした。
(ザーサイ、ナッツ、その他 )

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ここで、炙っていただきます。

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焼いている様子 その①

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焼いている様子  その②



さて、お味のほうは、案内人が思っていたより全然食べやすかったです。
よく使う言い方ですが、鶏肉と豚肉の中間みたい。それにコクがあって。


「金さん、奥さんとはどうやって知り合ったの? 」
「へへ、秘密。それよりアンタこそどうなんだ? 」
「へへ、じゃ、俺も秘密! 」
「なにが秘密だ! 正月そうそう、ひとりで韓国なんか
うろうろするぐらいだから、どうせ独り身だろう、 」
「まあね、 」
「でもさ、アンタ、彼女でも嫁さんでもいいから、
いつか絶対二人でまた、来いよな! 」
「そうよ、これも何かの縁だし、絶対よ、 」
「ありがとうございます(?) でも、オンニ、そんなこと約束したら、
彼女見つけるまで、ここに来れないじゃん! それより、金さん、 」
「なんだよ? 」
「金さん、幸せもんだよ。こんなきれいで、やさしくて、
それでめちゃくちゃよく働く奥さんでさ、 俺さ、さっきホントに
びっくりした。食事が終わったら、今度はいきなり精肉店で
ガンガン働くし、 オンニ? 」
「なに? 」
「オンニのところって、あつかってるの牛肉と豚肉だけでしょ、 」
「そうよ、 」
「その後、金さんと市場内を散歩してるときにほかの肉屋さんを
見たけど、そこでは鶏肉や加工食品まで置いてあった。
でも、オンニの店はそういう細かいモノは置かなくても
扱い量がすごいから、いい仕事みたいだね」
「まあね、なんか知らないけど、まじめにやってたらお客さんから
どんどん電話が、って感じかな……  」

「ふーん、いい話をありがとう。金さん! 」
「なんだよ? 」
「オンニみたいな人、日本では[あげまん]って言うの 」
「なんだい、それ? 」
「簡単に言えば男の人を引き立ててくれる女の人。つまり理想の
奥さんさ。まあ、男のエゴだけどね、 」
「なるほどね、そうか……  へへっ、でも、いいだろう…… 」


そうして、お酒のせいもあって、金さん夫妻、案内人がいるのに
目の前でいちゃいちゃ始めました。まったく、家に帰ってやれ、
って感じですね。

だけど、そんな至福の酒宴も長くは続かず、店のスタッフが
閉店時間を告げに来ました。
( 実はここ、PM10:00 閉店でした )

さて、ここのお勘定ですが、また金さんが長財布を引っ張りだして、
ごそごそ済まそうとする
ので、ここは案内人、スパッと決めました。
だって、さっきカルビチムもご馳走になったし。

それで、支払額  27000W(その日のレートで、2200円ぐらい)

安!



三人で、かなり飲んだ気がするのですが……

ところ
で、最後に話のおちがあります。
店を出ながら、金さん夫妻がしていた会話。

「ここ、けっこうよかったな。また、来ようぜ、 」
「ホント、おいしかった。また、来ましょう 」

あなたたち、この店、今日が始めてかよ!!!


 

 

 

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現在、PM7:50(ぐらい)

さて、約一時間強の作業を終えると、どうやら奥さんが
金さんにこう言っているようでした。
「ここはいいから、ふたりで外で遊んでおいで、 」って。(多分、)
はい、そうですね。ここやらやっとメンズタイムになるのかと
思いきや……。 いえ、結論から言うとなりません。

 

a7da5768.JPG

( 適当な写真がなかったので、ウェブからの拝借画像です )

金さんと案内人、韓国内でよく見かける屋台(お酒のある屋台と無い屋台が
あるので注意)
でちまちまと一杯始めました(まだ、飲むのかよ! )
そして、案内人の勘では、「この流れだと、これからノレパン、それとも
地元スペシャル御用達のお姉さん系飲み屋(案内人・未体験)などと、勝手に
想像をふくらませます。
ところが、金さん、なんかそわそわしながら、携帯電話を取り出し、
誰かと話しています。
「おい、来いよ… 」
「 ………     」
「 いいじゃんか… 」
「 ………     」

と、こんな感じで誰かを呼び出してはいるのですが、
なんか話はスムーズにいっていない感じで

案内人と飲む ⇒ 電話 ⇒ 案内人と飲む ⇒ 電話

の繰り返しです。

〈 どこに電話してるのかな…  〉
だけど、この場合、聞いたほうが早いので聞きました。

 

「ねえ、金さん、誰と話してるの? 」
「ワイフだよ、 」
「あっ、奥さん。でも、忙しいんじゃないの? 」
「大丈夫だって、 」

はいここまで来て案内人は察しました。
どうも金さん、かなり甘えん坊で、またまた奥さんを呼び出して
いるみたいです。
(変わった夫婦。普通、逆だろ…… )

てな、わけで、金さんの電話攻撃の甲斐あって、しばらくすると、
奥さんが再々登場!!

(で、どこ、行くんだよ? この頃、確か PM 8:30 ぐらい )

次へ続く

 

 

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今日の話の始めは金さんの「奥さん」のことから。
ホント、写真で紹介できないのが残念なのですが、
この日の奥さん、服装はさすがに市場で働くご婦人の
いでたちでしたが、それでもばっちり化粧をして、それから
髪の毛のセットも完璧! 
つまり、ちょっと失礼な表現になりますが、市場より
どちらかと言えばそのまま「お水系」のお店に行っても
全然違和感ないぐらいの美人でした。

ところが、そんな華やかな雰囲気のご婦人が、精肉の
加工作業をガンガンやってのける!
そのギャップもかなり面白かったです。
(一方金さん、精肉の仕事はどうも苦手みたい。
さっき話したとおり本業は別にあるみたいですね)

それに、なんかいつもけらけら笑っているって感じの
穏やかな人で、ものすごく包容力のある感じもしました。

だって、ちょっと考えてみてくださいよ。
数時間前に知り合った外人(つまり案内人)を
ダ ンナ(金さん)が
いきなり連れてきて、それで、「メシ・酒」を用意しろ!って、
それを言うほうも言うほうだけど、言われた奥さんはダンナの
わがままを黙って「はいはい」って感じでしょ。

どれだけ人間ができてるんやって言いたくなりますね。


だけど、このふたり、まったく、どんな夫婦やねん!!!

[次回に続く]

 

 

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「おー、ここ、ここ、、 」
「えっ、ここって肉屋さんだよ、 」
「まあ、いいから、いいから、 」

と、なぜ、次の3次会が「精肉店」なんだろう? すごく不安に
なりながら、案内人、金さんと店内へ、すると……

「え――――っ、オンニ(金さんの奥さん)! なんでここに? 」
「なんでって、ここは私たちの店だからよ。当然じゃない! 」
「でも、さっきのビュッへの店は? 」
「だからさっき紹介した中国人のおばさんにまかせてるって! 」
「へぇー、そうなんだ…  」

そうして、店内の奥に招かれた案内人、その辺に適当に
座っててと、言われて、おとなしく置物状態に。 
すると………

CIMG1706.jpg
CIMG1707.jpg

 

金さん夫妻、いきなりガンガン働き始めました。
でも、ちょっと待ってください。

ふたりとも、さっきの食事時にかなりマッコリを
飲んでいます。そして、時間は日曜日の夕方6時過ぎ。
(おまけに新正月休みの最終日)
ところが、そんなことはもろともせず、ふたりはガンガン
働きます。
そして、この精肉店はいちおう店先で小売もやっていましたが、
メインの業務はどうも飲食店向けの卸みたいで、上の写真に
あるように、半塊の牛肉、豚肉を、注文別にどんどん
スライス加工していきます。

その数量、大体の概算ですが、
おおきなポリ袋に15kg単位ぐらいで、
小一時間ぐらいで、あっという間に
20袋ぐらい加工してしまいました。
(すると、約300kg? しかも、ふたりとも飲酒後の業務!)

また、作業 中にも、奥さんの携帯電話にじゃんじゃん着信が
入ってきて、おそらく注文の電話でしょうが、奥さん、作業の
手を止めることもなく、手際よくメモを取って電話対応していました。

〈なんなんだ、この人たちは……  〉
ここまでくると、案内人、金さん夫妻に興味深々です。
今夜はこのふたりにとことん付き合おうという気になりました。
さて、このあとはいったいどうなることやら……

 

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ふたりで市場内をうろうろ。。。
(実は案内人、午前中にかなり路地裏まで探索しましたが、

そのへんはご愛嬌ということで……  )

「なあ、あんた、ちょっと聞くけど、なんで龍仁市に? 」
「あっ、それ! それが実はおかしくて、おれ、江凌のバスターミナルで
ソウル行きの切符を買おうとしたら、なんか雪の影響で配車が
めちゃくちゃになってて、それで一番早いバスは?って聞いたら、
それがここ、龍仁市だったの、、  」
「あはははっ、すげー適当~~  」
「まあね、 」

と、こんな感じでほろ酔いのふたりは、市場内をうろうろ。。。。
(けっこういい感じです。さて、次は金さんの案内で地元スペシャル? )

 

CIMG1672.jpgCIMG1671.jpg

今回の旅行で「カロリーメイト」代わりにさんざん食べた
「ホット」 ここにもありました。
ところが金さん、どこにいっても知り合いだらけで、
(まあ、ローカルな市場ではよくある光景)
そこの店主さんが「一枚、どう? 」って言ってくれたけど、
爆食後でしたので、ていねいに断りました。
で、つぎが韓国で典型的な「オデン屋さん」。

CIMG1700.jpgCIMG1703.jpg


CIMG1701.jpgCIMG1702.jpg

店の奥さん(注・金さんの奥さんではありません)。それに店内の様子。
ところで金さん、ここでも地元の顔が利くおじさん状態で、
なんか、おばさんと親密に話しています。
案内人のことを、「日本から来た友達」だとか、よく聞いたら
かなりテキトーな内容の会話。そんな感じでぐたぐたしてたら、
おばさんがオデンをふるまってくれました。
(ここでも案内人、さっと財布を出して支払いしょうとしましたが、
やはり徒労に終わりました。。。。。 )
余談ですが、この店はフィリピンの人たちの社交場に
なっていました。金さんいわく、龍仁市にかぎらず、韓国内に
外国人労働者ってホント多いよってことです。


ところで、いよいよ待望の地元スペシャル
(何を期待してるんだよ、まったく…)を、と思いきや、
このあと、話はまったく予期せぬ展開に……

 

 

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「金さん… 」
「なんだい、」
「あのさ、おれ、ここ(龍仁市)けっこう気にいったので、
もう1泊しようかな~~ 」
「へへへっ、いいね~。 泊まれ、泊まれ、」

「だけど、金さん、今日って1月3日の日曜日で、明日は今年の
仕事始めでしょ、 なのに、おれの相手なんかしてていいの? 」
「おいおい、関係ないって、今、まだ夕方の5時すぎだぜ、」
「わかった。ありがとう。じゃあ。次、どっか行きますか」
「よーし、とりあえず市場内でも散歩するか!! 」

そんな感じで、奥さんも食事を終えて仕事に戻り、店を出る
ことにしました。

「あのー、オンニ、おいしいカルビチムをありがとう。
それで、お勘定いくらですか? 」

「「  はぁ――――、、、 」」 ⇒(金さん夫妻です)
「なに、言ってるの? 」⇒オンニ
「おいおい、水くさいこと言うなよ。
ごちそうするっていっただろ、、」⇒金さん
「そんなのダメだよ、払わせてよ! 」⇒案内人

ここで案内人、ふたりにかなり強く主張しましたが、
金さん夫妻は案内人に有料で食事をふるまう気など
最初からまったくなかったみたいで、
けっきょく
ごちそうになりました。
(かなり恐縮モノでした………  )

 

 

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せめて、もういちど奥さんの店の写真でも……

 


 

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CIMG1694.jpg

 

 

PM4:00 頃ですが、

考えたら、案内人は先ほどの金さんの食堂で食事を
たくさんいただきましたが、金さん夫妻はこれから
ちょっと早い夕食。お腹、空いていますよね~。。

それに、そんな貴重な場に招待していただける
だけでも感謝です。
ってことで案内人は覚悟? を決めて金さん夫妻との
食事にいどみました。

「それで、金さん、夫婦で別々にお店してるなんて、すごいね、」
「違うって、さっき言っただろう。あれはオヤジの店w、 」
( ……どうも、案内人、聞き取れてなかったようで )
「で、オレの店はまた別の場所さ、ほら、 」

そう言って、金さんは自分の名刺をくれました。
すると、実はそこに書いてあることはよくわからなかった
のですが、その後の話の内容によると、金さんは中央市場内で
寝具関係の販売をしており、たまに仕入れのために中国にも
行くそうです。

「へぇー、中国。いいね! それで、中国語は? 」
「そんなのあたりまえだよ。あっちに行って、言葉が話せないと
商売にならねえ。それと、ほら、これも、 」

そう言って、金さん、案内人に一枚の写真を見せてくれました。
「俺等の息子だよ。今、中国に留学してる」
「でも、金さん、この子っていくつ? なんか、まだ子供なんだけど…」
「中学2年」
「え――――、中学生! なんで中国に!!! 」
「知らねえよ、 本人が行きたいって言い出したから、行かした」
「なに、それ。じゃあ、オンニ(姉さん・ここでは奥さんのこと)、
心配じゃないの?」
「別にいいんじゃない。私たちが無理やり行かせたのだったら

ちょっとかわいそうだけど、本人の希望があってのことだし… 」

このあたりから、なんか案内人は、
〈おれって、実はすごくユニークな人たちに会ったのかな… 〉
などと考え始めなした。すると、今度は奥さんが、

「ほら、この人、」と、店のスタッフのおばさんを紹介して

くれました。そして、その人が場を離れたあと、
「あの人も中国人だよ」
「へぇー、じゃ、
給料も安いの?」(これが、今日の一番の失言)

でも、奥さんいわく、
「ううん。韓国人と同じ待遇よ。でも、普通の韓国人の2倍
働いてくれる。私の右腕よ!」
と、すごく素敵な話を聞かせてくれました。

と、こんな調子で食事(実は宴会?)は続きます。

この時点でPM5:00過ぎ。
この頃から案内人、ここでもう1泊しようかな……って
気になってきました。
今からソウルに行っても、到着したら寝るだけだし……



 

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