2009年9月アーカイブ

さて、地下鉄のあるうちにサルサバー・TOPを出た案内人は、
今度は3号線から2号線に乗換えて江南、サルサバー・TURNへ。
これも有名でここでいうまでもありませんが、
サルサバー・TURNは
土曜日は朝までやっています。
そこで案内人、今回の訪韓は明日の朝一に高速バスで全州市に
行く予定なので、それまでの時間を利用してサルサバー・TURNへ
行くことにしました。

 

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目印の看板です。そして、下はエントランスの写真


 

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ここも、よく知人に場所を聞かれることが多いので、参考までに、
駅からの地図をUPしておきます。

son.JPG

http://kankoku-dojo.hp.infoseek.co.jp/salsa.htm

より地図をお借りしました。

 

 

それで、いよいよサルサバー内の様子です。
ちょっと手抜きですが、写真をまとめてUPします。

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はい、それでは店内の様子を。
案内人、ここに早い時間からいたわけではないので一概に
言えませんが、やはりここがソウル近辺でいちばん上級者が
集まる場所だと思います。
また、12時を過ぎてもお客さんはどんどん入ってくるし……
案内人、ここに朝の4時半までいましたが、そうですね、
ピーク時間は2時半ぐらいまでかな。それからは少しづつ
人が減ってきたようです。

さて、サルサバー・TURNでの案内人の過ごし方。
ここでよそ者の案内人は、まず上級者の方には声をかけません。
なぜならば、いわゆる地元スペシャルの彼女たちはそれなりに
プライドもあるだろうし、そこで、知らない顔の人間と踊るのはどうかな…、
などの空気もあるので、そのあたりを考慮すると、やはり、知らない
土地ではある程度遠慮するべきですね。
そうして、案内人はひたすら中級者と見受ける愛想の良さそうな
女の子を探して… 
ただし、このあたりの女の子はやはりどこの国でも人気モノで、
タイミングが合わないとなかなかダンスまでたどりつけない……
この緊張感が、知らない土地、知らないサルサバーでの
楽しみですね。でも、ついうっかりすると「イスに座ったジャマな置物」
状態になってしまいますが……

それから、この日のDJの様子も少し。
韓国、ソウルでトップの位置にあるサルサバー・TURN。
やはり、選曲はよく熟知されていてセンスもいいと思います。
ですけれど、(名前は知りませんが)DJのキャラに少しだけ
お笑い系がかかっていて惜しい!って感じ、少し残念です。
(それなりにおしゃれして、クール系でもいいと思うのですけど、
たぶんDJの人柄でしょうね。お笑い系が好きなんだと思います)

 

さて、最後になりましたが、アックジョンのサルサバー・TOPで
紹介したトイレ前の歯ブラシセットに追従して、ここでもトイレに
設置してあるマウスウォッシュの写真もUPしておきます。
えっ、そんなのいらないって?

 

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おまけ:
サルサバー・TURNを出て、全州市に行くため高速バスターミナルへ
向かう前に、江南でちょっと早くとった朝食(スンデック)


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( しょうこりもなく……  )



 

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今回、けっこう時間があったのでソウルのサルサバーで
盛況なところを紹介していきます。

まず、アックジョン(狎鴎亭)サルサバー・TOPのご紹介。
それで、私事ですが、今回の案内人の韓国での移動経過と
連携して記載したいきます。

では、PM5:10に関空を出発した案内人は、定刻どおり
PM6:40ぐらいに仁川空港へ。そして、5A(もしくは11B)
バス乗り場、6010番バスでアックジョン(狎鴎亭)駅前へ。
なお、今回乗ったバスの運転手さんはすごく親切な方で、
乗客が少なかったかもしれませんが、すべてのお客さんに
降りる停留所を聞いていました。
韓国初心者にはものすごく頼もしい対応ですね。

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バス車内の様子です。


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約70分ぐらいかな、PM8時ちょっとすぎにはアックジョン(狎鴎亭)駅前へ。
バス停留場に留まってみると、偶然、運よくほとんどサルサバー・TOPの前
でした。(参考までにサルサバー・TOPの地図を貼り付けておきます)


3d3399319ad04d1b6497f622b2f7f73c.jpg
http://blog.goo.ne.jp/catchup7/e/cbe22bceb6238cc7ce47fe19b0ca85cc
より画像をお借りしました



さて、いよいよ[サルサバー・TOP]のご紹介です。

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まずは、エントランスの様子から……

 

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こんな感じで盛況です。


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こんな感じですが、サルサバー内の雰囲気が伝われば幸いです。
それで、集まっている人の様子としては、ほとんどON2の人でしたが、
残念ながら、この日、初心者の方が多かったようでした。
サルサバー・TOPの土曜日はビギナーDAY? だったのかな。

実は案内人、この日、TOPには以前アックジョンにあった

「MALMAN」にいた人が来ているかなと、内心期待していたの
ですが、たぶんほとんど来ていなかったと思います。
この様子だと、土曜日のソウルの夜は、上級者は江南の

サルサバー「TURN]に集まっているのでしょうか?

あと、この日のDJは、ラテンポップ色がかなり強かったので、
日本ON2バーに慣れた人だと、ちょっとストレスがたまるかも
しれない感じだったことも付け加えておきます。


さて、サルサバー・TOP内の様子はこれぐらいにして、
最後にここで見つけたちょっとおもしろい写真を。

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江南のサルサバー・TURNのトイレに「マウスウォッシュ」が
設置されている話は有名ですが、ここ、TOPにもありました!
上の写真のように、TOPは歯ブラシと歯磨き粉でした。
うーん、このへんがやはり韓国ですね。



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おまけ:
その昔、アックジョン(狎鴎亭)に「La Salsa」という、
すごく雰囲気のいいサルサバーがあったのですが、
時代の流れと共に閉店してしましました。
で、上の写真は、サルサバー・TOPの数件お隣にあった、
普通のバーのようでしたが、ちょっとした偶然を感じたので、
撮影してきました。



 

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関空の施設紹介が続いたので、次は仁川空港の話題を。

では、下の写真を見てください。

 

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仁川空港、出発搭乗口にもインターネットのフリーブースが
ありました。ただし、ここは韓国の大手検索会社[NAVER]が
運営しています。よって、仁川空港は場所を提供しているだけの
ようでした。
内容としては、ノートPCの設置された約20席ぐらい。
さすが検索会社の提供らしく、設置PCの機種にしがらみが
ないのか、SAMSUNGをメインに、MAC、HP、VAIO、
その他、異種会社によるPCが採用されていました。
なお、LAN環境はすべて有線LAN。どうも無線LANは使って
いないみたいです。
ところで、このブース、関空と比べて多くの外国人に席を
占領されていて、とても空く気配などありません。
それで、今回はトライできませんでした。
しかし、さすがに仁川空港ですね。トランジット利用の多さを
感じたのも事実です。ハブ港としての実力を着実につけている
ようです。



 

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関空施設内で、ちょっと目にとまったものがあるので掲載します。

 

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では、説明するほどでもないですけど順を追って。
これ、関空施設内に設置された障害者用トイレ内に
ある赤ちゃんのオムツ換え用ベッドとシャワー台です。

で、確かにこれってそんなに珍しいものではないですよね。
でも、それが男子用障害者用トイレにあったら……
写真は関空2Fのレストラン街にあったトイレですが、ここでは
障害者用トイレも男性女性用と2ヶ所設置してありました。
それで、もちろん女性用は見ておりませんが、間違いなく
同じ構造でしょう。
つまり、関空ではそれほど使用頻度の高くない男性用トイレにまで
予算を割いて施設を充実させていることになります。

なかなか経営成績が改善しなくて批判されることの多い関空ですが、
こんなのを見たら「がんばれ! 」ってエールを送りたくなりますね。



CIMG0197.jpg

おまけ: 搭乗口近くのフリーインターネットブースは
相変わらず健在でした。
でも、ここってフリーなのを知らないのか、仁川空港に
比べて空席が多かったです。日本人は遠慮がちですね。



 

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お久しぶりです。
SWに運よくソウル行きのチケットが取れたので、
しょうこりもなく再び韓国に行ってきました。
それで、現地での話を順を追って紹介していきます。

では、今回お世話になったチェジュエアー( 済州航空 )の
話から始めます。

 

では、日程と料金について。

9月19日 PM 5:10 関空発
9月23日 PM13:50 仁川発

料金 33000円 プラス 空港TAX 4940円
合計 37940円 でした。

SWにもかかわらず、おかげさまでなかなかの
好条件だったと思います。

お世話になった旅行会社さんは、

E-Line( 日本旅行 )さんです。

 

では、チェジュエアー( 済州航空 )についての
説明と感想を。
チェジュエアー( 済州航空 )は新規参入の
ディスカウントチケットを得意とする航空会社です。
それで、その実力はというと……

 

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まず、関空での発券業務はANAさんが代行していましたが、
その窓口業務が、きっちり出発2時間前にならないと始まりません。
つまり、ここですでに余分な人件費をカットしています。
チェジュエアー( 済州航空 )、なかなかやり手のようです。

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搭乗口とチケットです。

 

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機体の写真です。( 実は仁川空港ですが…  )


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機内の様子と、機内食です。おにぎり1コとナッツ。それにソフトドリンク。


それから、帰りの仁川空港の搭乗口スタッフもほとんど日本語が話せず
(たぶん派遣社員)、つまり、いたるところでコストを落としている様子が
うかがえました。
そうなると、発券場所も4ヶ所しかなくすぐに長い行列ができてしまうので
並んでいる人たちは機嫌が悪いし、また、機内で「ビールないのか、 」と
文句をいうおじさんまで出てくるしまつ。


でも、客室乗務員をはじめフライトスタッフの勤務態度は
十分安心感を感じさせるものでしたし、ようするに、不必要な
デコレーションを省いて安全と航空運行についてはまったく不快感が
ないわけですから、
案内人の意見としては、この連休の稼ぎ時に、
これほど安価で
飛行機を運行することが可能なことをすごく評価します。
また、最近JALの再建策が世間を騒がしていますが、JALだって
国策
に振り回されて現在に至ったわけだし、バブルの時はある意味
一種のブランドだったのも事実です。つまり、人間って勝手
だから、
景気が上向いたりしたら今度はチェジュエアーみたいなディスカウント
航空会社を「しょぼい!」ってバカにしたりするんだろうな、とも思いました。




 

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こんにちは。

最近、巷(日本国内)では、ホルモン焼きが大ブームですよね。

特に女子! やれ、ヘルシーでコラーゲンでリーズナブルだの、

挙句の果てには「 ホルモンヌ( ホルモン焼き好きの女子 ) 」

なる言葉まで生まれて、そんなことだから肉食系女子なんて

呼ばれるんですよ!

で、本題に戻りますが、韓国では日本ほど内臓肉を食べません。

でも、ホルモン料理があるにはあるので、今日はコプチャン

(韓国式ホルモン焼き )の紹介をします。

 

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上の写真は、広大前 ・ サルサバー BONITA ( またかよ! )
のすぐ近く、歩いてほんの2分ぐらいのところにあるコプチャン屋です。
(マッポ コプチャンタウン、とあります。まっ、どうでもいいけど、


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それで、ちょっと見づらいけど、上のメニューの一番目にある、
野菜コプチャン(7000W)を注文しました。


DSCN0682.jpg


で、コプチャンが来るまでに、約束事のアンジュ。


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それで、運んできたコプチャンとその拡大写真。
ところで、このお店は1人前の注文を受けてくれるので、
(他のお店は知りませんが、)

今回のお勘定は、
野菜コプチャン1人前 7000W
瓶ビール(中)         3000W
計           10000W  でした。
(ホント、しょぼい客で申し訳ないです)


ところで、肝心のお味ですが、案内人、最近年を重ねるごとに
辛いもがダメで、ここでも辛くしないで、と言ったのですが、
ちょっと辛すぎて手ごわかったです。
でも、1人前でもこれだけのボリュームがありますから、
若い男子たちが集って韓国焼酎片手にガンガンやるのには
いいですね。
ここのお店、午前2時までやっているそうなので、
広大前に踊りに行った帰りに、ちょっと一杯やりたいなと
思った時はいいかもしれませんね。


DSCN0145.jpg

[ omake ]
hetakusona BONITA no syasin up simasu.




 

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まず、下の比喩的ショートストーリーを読んでみてください。

 

[ 西暦20XX年 ある繁華街での、たこ焼き店主たちによる会話 ]

たこ焼き店主A 「 おたくの店、えらく繁盛してるな、 」

たこ焼き店主B 「 へへっ、なんといっても味自慢だしな、 」

たこ焼き店主A 「 でも、うちだっていろいろ工夫してるさ。なのに、平日は

いまいち売り上げが伸びねえ。なにが悪いのかな…  」

たこ焼き店主B 「 だからさ、あんたとこは材料にいいもん使いすぎなんだよ。

だいたい、たこ焼きなんて高級な食いもんじゃねえから、

どうやって印象に残るかのほうが大事なんだよ。ほら、あんたは

いつも化学調味料をバカにしてるけど、それを使ったほうが

『 うまい! 』って感じる客が多いのも事実だぜ、 」

たこ焼き店主A 「 そんなもんかな…  」

たこ焼き店主C 「 たいへんだ! たいへんだ!  」

たこ焼き店主AB「「 どうした?  」」

たこ焼き店主C 「 どうしたも、こうしたもねえよ、 おい、これ、見てみろよ! 」

たこ焼き店主AB「「 いったい、なんなんだよ…  」」

 

そうして、店主Cが持ってきた一枚の紙切れに書かれた内容を、店主ABは

のぞき込むようにして読んだ。

 

たこ焼き店主A 「 うわ、ひでぇ、 なんだ、これ! 」

たこ焼き店主B 「 ホントだ、 だれだ、こんなひどいこと言い出したヤツは、 」

たこ焼き店主C 「 な、ひでえだろ、 」

 

店主Cが持ってきた紙切れには、『日本たこ焼き協会』なるNPO団体の

設立が記載された記事があり、また、その趣旨として、今後はたこ焼き屋の

経営をすべて『登録・許可制』とし、その許可を受けるものはまず協会の

会員となり、協会費として会員料金を年払いで継続して納めなければならない

とあった。また、不定期に『たこ焼きグランプリ』なる大会を主催し、

ここで優秀な成績を収めたものには協会から『日本代表』としてのお墨付きを

与える、との記載もあった。

たこ焼き店主B 「 許可して欲しかったら会員になって金払えだって、

ふざけんじゃねえ、誰だ、こんなこと言ってるのは、 」

たこ焼き店主A 「 おまけに年払い? これじゃヤクザよりエグイって、 」

たこ焼き店主C 「 ほんと、ほんと、 だけどさ、これって今度新しく政権とった

政党が公約にでも挙げてて、新しい法律でも出来たんだったら

わかるけどよ、この場合は、どっかの姑息なヤロウの自己申告だろ、

こんなの、みんなが従うと本気で思ってんのかよ、 」

たこ焼き店主B 「 しかも『たこ焼きグランプリ』だって、 おいおい、

誰が審査するんだよ、 オレの店は多い日で2000食だぜ、

うちより売り上げるヤツらを何人も審査員に呼べんのかよ! 」

 

 

今日は少し過激な発言になりますが、それでも関西で約10年あまり

サルサを見守ってきた案内人としては、今回の事実はあまりにも

理不尽に思えたので、あえて発言することにします。

それでは本題に入ります。 NPO法人 日本サルサ協会

なるNPO団体が設立されたようです。


NPO法人 日本サルサ協会

ホームページの案内では、

NPO法人 日本サルサ協会はサルサダンス教授所の業務の適正化、
サルサダンス教授方法の進歩改善、
サルサダンス教師及びサルサダンス教授所の品位の保持等の活動を行う事により、
サルサダンスの普及とその技能及び知識の向上を図り、
もってサルサダンスの健全な発展並びに善良な風俗の保持及び少年の健全な育成に寄与することを目的とします。
また、幅広く楽しめる社交的娯楽として教授活動をしていきます。
そして、広く一般市民を対象として、サルサダンスの啓発・普及・指導に努めるとともに、
地方自治体・文化団体・芸術愛者等を通じ、文化の発展とサルサダンスの心を通じて、
豊かな人格形成に貢献する事業を行い、文化、芸術、芸能の推進・発展に寄与する事を目的とします
」とあります。

確かにうたい文句は理にかなっていないようにもとれますが、今日まで

日本で「サルサ」なるものがどのようにして定着し、また、脆弱ながらもどのように

して市民権を得てきたか、そのいきさつを知る案内人の目にはものすごく変に思えた

ので少し説明させていただきます。

まず、サルサが日本で知られて約20年弱。最初は、南米やロス、NYなどに、

旅行や留学等の現地長期滞在をされていた先輩方が、

ほそぼそと日本で紹介し始めました。

しかし、サルサはビジネスの観点から見ればたいして「うま味」があるものではなく、

これまでに何人ものインストラクターが教室の成り立たたないことに挫折し、何ヶ所もの

サルサバーが採算面で閉店に追いやられました。

だけど、それでも未だに開いている教室やサルサバーが存在することも事実で、

それを支えてきたのは現在でも活躍しているインストラクターや

DJの方々の『情熱』によるものです。

このように、小さな力ながらも、各地で輝きを失うことなくがんばってきた

インストラクターやDJの方々の功績によって『自然発生』的に

根付いてきたサルサを、まるで「漁夫の利」のごとく、誰からも

承認を受けていない一団体が「先着による自己申告制」または

「言ったもん勝ち」であたかも日本を代表するような団体を名乗り、

今後、日本のサルサ界でグローバルスタンダードのように振る舞い、

そして発言していくことが、はたして許されてよいものでしょうか?

言うまでもなく「サルサ」は誰のものでもありません。ですから、

誰でもサルサを題材にしてサークルやイベントを開くなり、ビジネスとしての

活用も可能だと思われます。しかし、その場合は私的な名称を名乗り、

あくまでも公的なものではないと明記する必要があります。

それを、今回の一団体は公的な組織として設立され、

今後の活動内容はすべて公的であるとうたうことに大きな

問題があると思われます。それでも、この団体はサルサ界の整備についても

うたっていますが、そんなことをしなくても、これまでに実力ないインストラクターや

人気のないサルサバーは自然淘汰されてきましたし、変に犯罪の温床となった

例もほとんど聞きません。

〈 ほとんどのサルサバーが12時で終了しますから 〉

ですから、今後もそれでいいと思います。

とにかく、今回の協会設立劇は、今年初頭に話題になった

「日本漢字能力検定協会の前理事長・副理事長が

公私混同によって逮捕された事件」を思い出しました。

つまり、「私利私欲の公私混同」が見え隠れします。

 

最後になりましたが、ここでの案内人の発言はきわめて微力で、

なんの効力ももたらさないと思います。

ですが、日本のサルサ界の一線で活躍する方々が、「寄らば大樹の影」などと

狭器量なことを考えず、せめて、「該当協会発行の認定証を掲げることが恥ずかしい」

という空気を、洗練された良識として感じとっていただけたらと思いました。

 

 

 

 


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